カシオ計算機は10月8日、アウトドアウオッチ「PRO TREK」シリーズの新製品として、ブランド初となるBluetooth搭載の電波ソーラーモデル「PRW-B1000」を発表した。ブラック系(PRW-B1000-1JF)とブラウン系(PRW-B1000-5JF)の2モデルを用意し、10月10日に発売する。
価格は85,250円。

○世界最大級の垂直岩壁「エル・キャピタン」をイメージ

新モデルは、アウトドアの聖地とされる米・ヨセミテ国立公園の「エル・キャピタン」をテーマにデザインされている。角型のステンレススチールベゼルには岩壁の割れ目をイメージしたスリットを四隅に配置し、9時位置の小針にはかつてのロッククライマーが使用したピトンをモチーフに取り入れるなど、自然への敬意と冒険心が表現したという。

カラーはアウトドアシーンに映える2色を展開。ブラック系の「PRW-B1000-1」は、ステンレススチール製ベゼルとブラックバンドで精悍な印象を演出し、登山から日常まで幅広く使える。一方、ブラウン系の「PRW-B1000-5」は、ブラウンバンドとメタリックベゼルの組み合わせたナチュラルな雰囲気で、カジュアルファッションにもなじむ。

機能面では、Bluetoothとマルチバンド6による2WAYの時刻自動補正を備え、常に正確な時刻を表示する。方位、気圧/高度、温度を測定するトリプルセンサーやロケーションインジケーターを搭載し、スマートフォンと連携することで高度の自動補正やロケーションインジケーターによる目的地の方角確認、ルートログ機能による行動記録、アラーム、タイマー設定なども可能。

また、蛍光灯などの弱い光でも発電できる「タフソーラー」を採用し、電波受信やライトなどの機能を安定的に駆動させることで、長時間のトレッキングでも電池切れの心配が少ないとしている。

ケースには難燃グレードのバイオマスプラスチック、バンドには軽量かつ高強度のセルロースナノファイバー(CNF)を使用したCNF強化ラバーを採用し、軽量性・耐久性と環境配慮を両立している

さらに、高輝度なフルオートダブルLEDライトも搭載しており、腕を傾けるだけでアナログダイアルとデジタル表示が点灯し、暗闇でも片手がふさがっていても時刻確認が可能だ。

「PRW-B1000」の主な仕様は以下のとおり。

ケースサイズ:W45.8×D50.8×H14.9mm

質量:約79g

ケース・ベゼル材質:樹脂(バイオマス)/ステンレススチール

バンド:デュラソフトバンド(CNF強化ラバー)

防水性能:10気圧防水

ガラス:内面反射防止コーティングサファイアガラス

外装:ねじロック式リューズ、グレーIP(ベゼル部)仕上げ

耐環境性能:耐低温仕様(摂氏マイナス10度)

使用電源:タフソーラー

バンド装着可能サイズ:145~215mm

アプリ連携機能:CASIO WATCHES対応、自動時刻修正、簡単時計設定、ワールドタイム(約300都市)、タイム&プレイス、ロケーションインジケーター、ロケーションメモリー、ルートログ、モードカスタマイズ、自動高度補正、携帯電話探索

その他機能:マルチバンド6電波受信、トリプルセンサー(方位、気圧/高度、温度計測)、ワールドタイム(55都市)、ストップウオッチ、タイマー、アラーム5本、フルオートカレンダー、操作音ON/OFF切替、針位置補正、パワーセービング、ダブルLEDライト(文字板+LCD)、針退避、日の出/日の入時刻表示
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