物語コーポレーションは10月14日、「和牛焼肉NIKUGEN赤坂店」(東京都港区)をリニューアルオープンする。ブルックリンをイメージした高級感のある内装に5つの個室も新たに加わり、さらに記念日や接待など大切な時間を過ごすのにぴったりな雰囲気となる。


○「記念日に訪れたい」おしゃれな焼肉店にリブランディング

前身の「熟成焼肉 肉源」は2015年3月に開業。熟成焼肉とワインが自慢の繁華街型焼肉店。こだわりのコースメニューに趣向を凝らしたサイドメニューや、おしゃれな空間でありながらリーズナブルな価格設定が好評を得ていた。

今回のリブランディングでは「記念日に使える焼肉店」「おしゃれな焼肉店」を目指し、"ブルックリンスタイル"を内装やメニューに落とし込み、35種類以上の世界のウイスキーを楽しめるお店へ生まれ変わった。

○60種以上のお酒から選べる飲み放題! 中には山崎・白州も……!

コースは4,500円・5,900円・7,500円・10,000円の4種類に加え、アラカルトとして和牛カルビやロース、キムチやナムルなどのクラシックな焼肉メニューから、カプレーゼやシーザーサラダなどのイタリアンメニュー・ナチョスやスプリングロールなど多国籍な料理までバリエーション豊かに選ぶことができる。九州産A4・A5霜降り和牛を贅沢に使用しており、満足感はお墨付きだ。

特にウイスキー好きにはたまらないのが、世界5大ウイスキーを含む35種類以上のウイスキー。ほかにもビールやワインなどを含む飲み放題メニューもあり、スタンダード(46種)は2,500円、プレミアム(60種)は3,500円と豊富なお酒のラインナップも魅力だ。プレミアムで選べるウイスキーの中には「山崎」や「白州」もある。飲み方によってはリーズナブルとさえ言える。

○赤坂駅前でこの内容が5,900円は破格では

5,900円の「GENERATIONコース」をいただいた。まずは前菜5種盛り合わせ。
食感も味も異なる5種を食べているとこのあとの料理への期待感が高まる。

続いてキムチ2種が運ばれてくる。これは肉と共に楽しむのがよさそうだ。

ここから肉がやってくる。最初に提供されたのは「特製焼肉たれ」と「ラビゴットソース」。「ラビゴットソース」とは刻まれた野菜が入った酸味のあるソースで、さっぱりとレモン感覚で楽しめるものだ。

1つ目の肉は「ねぎ塩牛タン」。こちらは店員さんが手際よく焼き、ねぎを挟んで提供してくれる。

続いては「国産黒毛牛カルビ」と「国産黒毛牛ミスジ焼きしゃぶ」がアフターヌーンティーのようなお皿で登場。「国産黒毛牛ミスジ焼きしゃぶ」は店員さんが焼いてくれた。

そして目玉の「厚切り特選霜降り和牛リブロース」。まずは店員さんが塊の状態で見せてくれる。
かなり大きい。

その後ステーキサイズにカットされた状態で包み野菜、ブルックリンスタイルのソースと共に登場する。

ブルックリンスタイルのソースはサルサソース、ハニーマスタード、アイオリソース、ヤンニョム、ホースラディッシュ、ハバネロと味わいがそれぞれ異なり、好きな組み合わせで楽しむことで食べるたびに新鮮な美味しさが口の中に広がる。

肉を終盤まで食べ終え気づいたのは、各卓上部には空気を吸い込む装置がないにも関わらず、服や髪にほぼお肉の香りが付着していないこと。ロースター側面の丸い吸気口から絶えず煙を吸い込んでいたため、焼き肉をした際の「もくもく」がほぼないのだ。衣類に付着するにおいがゼロとまでは言えないかもしれないが、「焼き肉行ったと言わなければ気づかれない」くらいでは? と個人的には驚いた。こうした点もデートや接待には嬉しい。

〆は2種類から選べる冷麺。クラッシュした氷でさっぱりと食事を終えることができる。

この「GENERATIONコース」は5,900円。ボリュームも申し分なく、ブルックリンスタイルのソースはエンタメ要素も抜群。赤坂駅前でこの内容で5,900円は破格なのでは……。
「ちょっと良いディナー」をする日の気分が焼肉なら、ぜひ選んでほしい。
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