スタジオテイルは10月20日、「自信についての意識調査アンケート」の結果を発表した。同調査は、2025年9月25日~10月21日の間、全国の20代~60代の男女300人を対象に、インターネットで実施したもの。


はじめに、同世代の人と比べて、自分は「自信があるほう」だと思うかを聞いたところ、「とても自信がある」「ある程度自信がある」と答えた人は合わせて26%にとどまった。

一方で「あまり自信がない」(28%)、「まったく自信がない」(14%)を合わせると約4割にのぼり、「平均的」とした人(32%)を含めると、多くの人が自信を強く実感できていないことがわかったという。

男女別に見ると、男性では「とても自信がある」「ある程度自信がある」と答えた人が合わせて32%だったのに対し、女性は21%にとどまった。一方で「あまり自信がない」「全く自信がない」と答えた割合は、男性35%、女性48%と女性のほうが明確に高い結果となっている。同社によると「全体として、女性は男性よりも自信を持ちにくい傾向が見られ、性別による意識差が表れている」としている。

年代別に見ると、「とても自信がある」「ある程度自信がある」と答えた人の割合は、「20代」(34%)が最も高い結果に。

年収別では、年収が高い層ほど「自信がある」と答える割合が高くなる傾向が見られたという。

「自信」とは何かを聞いたところ、「過去の成功体験や努力の積み重ね」(59%)が最も多い結果に。自信を"自らの行動や成果に裏づけられた感覚"として捉える傾向が見られたという。

「自信」を揺るがす要因は何かを尋ねると、半数以上が「失敗やミスをしたとき」と回答した。次いで「他人からの否定的な評価や批判」(50%)が続き、対人関係や評価への意識が自信を左右していることがわかったという。

自信という不確かな感情に、これからの人生でどのように向き合うのがよいと思うかを聞くと、「日々の努力や挑戦を重ね、行動の中で自信を育てていく」(40%)が最も多い結果になった。
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