う~ん……スゴいわ。いつもスゴいけど、今回もスゴい。
いよいよ肌寒くなってきたこの季節、この新たな鍋定食がそっと寄り添い、身体を内側から温めてくれる。ということでさっそく、その詳細をレポートしよう!
○新メニュー「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」 - 本格的な味わいに痺れた
11月に突入し、また一段と寒くなってきた。まだ夏の余韻も抜けきらぬというのに、忙しない話である。でもまあ、いいさ。だって、この時期がくるとすき家で「牛すき鍋」が食べられるしね。と、脳内でひとりブツブツ呟いきながらすき家へ向かったところ……
ほら、あったあった。今年も牛すき鍋が……ん?
ぎゅ……「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」? “しびれる辛さ”……なにこれ、美味しそうなんですけど。確か一昨年、この時期に登場した「肉味噌牛担々鍋定食」を食べて、その中毒性のあるウマさに感動したのを覚えているが、今年は麻辣で勝負か。
まもなく運び込まれてきたのが……
これ。
ああ~、いい香り! この花椒の華やかでオリエンタルな匂い……たまらん!
サイドに控えているのは“麻辣オイル”とのことだ。これは後ほどかけてみるとして、まずはそのままいただきましょうか。
まずはとんすいに具材を取り分けて……
スープもちょっと入れたら……いくぜ! いただきます!
うわぁぁぁぁぁあああ、うめぇぇえ!!
……いや、ちょっと待って。マジでウマすぎるんだが……? コク深いというか奥深いというか……本格的な中華感……。唐辛子と花椒が奏でる“シビ辛”のハーモニーはもちろん、練り胡麻とすり胡麻の風味もよく効いている。牛肉の旨味と折り重なって、かなり濃厚なコクが生まれているようだ。
サクッと調べてみたところ、ピーナッツペーストなんかも使っているらしい。う~ん、なるほど。どうりでこんな重層的な味わいになるわけだ。
もちもち&ぷるぷる&つるつる食感の春雨も激ウマ! 麻辣湯といえばやっぱり春雨よね~。しかも、このすき家の春雨は特にウマい気がする。“じゃがいも春雨”というものを使っているらしい。スープがべらぼうにウマいので、もはやこの春雨だけでもご飯が進むわ。
さぁ、それではそろそろ麻辣オイルをかけますか。
見て見て、さらにウマそうになっていくんですけど。それじゃあ改めて、いただきます!
ヤッバ!! これだ! うめぇぇぇえッ!! さらに20倍くらいウマくなったぞ!? 今までちょっと損してたかもって思えるくらいウマい! めっちゃ本格的! 花椒、五香粉、カルダモン、ジンジャー、クミンといった香味豊かなオイルらしく、麻辣湯の味わいがさらに複雑に、さらにスパイシーな味へと進化している。
申し訳ないが、ここがすき家だということを忘れるレベルの中華っぽさ。牛丼チェーンでこんなクオリティの麻辣湯が食べられるなんて、ウソのようだ。逆にいうと、本格的すぎてスパイスが苦手な人はアウト。いわば“食べる人を選ぶメニュー”を、すき家のようなビッグチェーンが展開しているというところに覚悟とロマンを感じるではないか。マジで最高かよ!
この麻辣オイルは絶対に必要なので、もうそのまま鍋のほうに投入。
もはや、とんすいに取り分けるなど焦れったいことはせず、丼のほうに直接具材を取り分け、麻辣湯のエキスを余すことなくライスに注入! ウマい。ウマすぎるぜ!
いや、なんならもうライスのほうを鍋に投入するのもやぶさかであるまい。雑炊的な食べ方がもっともスープを無駄なく楽しめるっぽいし。
しかも固形燃料で加熱しているので、最初から最後まで熱々で楽しめるというのもめちゃくちゃ嬉しい。この日の外気温は14度。寒さで肩をすくめながら歩いてきたわけだが、「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」を食べているうちに気づけば額からうっすらと発汗。身体もかなり温まってきた。
湯気の向こうに立ち上るスパイスの香り。冷えた指先がレンゲを握るたび、心までほぐれていく。スパイスが好きな人は、ぜひ一度試してみてほしい。きっといろんな意味で痺れるはずだ。











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