コメ兵が11月14日、「若者と投資の意識調査」の結果を発表した。調査は10月21日~26日、全国20~30代の男女630名を対象にインターネットで行われた。


調査によると、20~30代のうち「投資・資産運用を行っている」人は54%。「していないがするつもりだ」(23%)を合わせると、投資・資産運用の意向がある人の割合は77%に。

また、「今後、投資をするなら、どのようなものに投資したいですか?」と質問したところ、「リターンが少なくても、リスクが少なく安定しているもの」(62.8%)が断トツに多く、次いで「資産価値がありながら、実用的で日々の生活に役立つ(例:身に着けられるアクセサリーや、移動に使える車など)もの」(30.3%)、「資産価値がありながら、自分への価値を高めてくれる(例:時計やブランドバッグなど)もの」(23.4%)と続いた。

次に、「1万円以上の物を買うとき、リセールバリューを考えますか?」と質問したところ、約半数が「考える」(49.5%)と回答。実際に、購入したものが「買値より高く売れた」経験がある人は47.5%となり、特に、「ファッションアイテム(バッグ・靴・服)」(33.4%)、「車やボートなどの乗り物」(29.8%)、「トレーディングカードなど」(23.7%)でリセールバリューが高い傾向にあるよう。

また、「ブランド時計、ブランドバッグ、ヴィンテージTシャツ、スニーカー、ジーンズなどのファッションアイテムに、投資をしてみたいと思いますか?」という質問に、約40%の人が「思う」と回答。理由を聞くと、「安定している気がするから」(20.6%)、「情報収集しやすいから」(19.0%)、「実用的である上に、資産が目減りしない可能性が高いから」(16.2%)、「相場が上がる可能性があるとよく聞くから」(15.4%)という回答が多くあがった。

続いて、「投資目的として金や貴金属の現物を購入したこと、購入を検討したことがありますか?」と質問したところ、「ある」が35.4%、「ないが、購入を検討したことがある」が32.3%という結果に。購入先を聞くと、「貴金属専門店」(57.9%)、「百貨店やセレクトショップの貴金属売り場」(40.8%)、「リユースショップや質屋」(23.4%)が上位にあがった。
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