トキハナは、2025年11月20日に「結婚式に潜む謎マナー・慣習」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、2025年10月24日~30日の期間に、インターネットリサーチにて20~30代の男女410人を対象に実施されたもの。

○結婚式のマナー・風潮のあれこれ、どう思う?

同調査では、「気にしなくていい」と回答した人の割合が最も高かった風潮が「結婚式に揺れるピアスを着けていくのは"家庭が揺らぐ"という意味でNG」であった。未婚者の52.4%、既婚者の66.2%が「気にしなくてもいい」と回答したことから、アクセサリーは自由でいいという考えが示唆された。

次に「気にしなくていい」という意見の割合が高かったのは、「新郎新婦の招待人数に差があるのはふさわしくない」という風潮で、「気にしなくていい」と回答した人の割合は、未婚者が46.1%、既婚者が55.7%という結果に。

また、「冬の結婚式でファーを身につけるのは"死を連想させる"」について、未婚者の46.1%、既婚者の55.7%が「気にしなくてもいい」と回答。

「ドライフラワーは"枯れている"から縁起が悪い」という言い伝えについては、未婚者の44.0%、既婚者の55.3%が「気にしなくてもいい」と回答。

「つま先が空いた靴は"妻が先立つ"からNG」という考えについては、未婚者の47.6%、既婚者の53.9%が「気にしなくてもいい」と回答した。

「両家の両親の席は"末席でなければならない"」については未婚者の45.0%、既婚者の52.1%が「気にしなくてもいい」と回答。

「ご祝儀は新札でなければならない」については未婚者の39.8%、既婚者の50.2%が「気にしなくていい」と回答。一方で、未婚者の38.7%、既婚者の40.6%が「配慮するべき」と回答した。

「ゲストは当日、会場到着は20~30分前に来るのがマナー」については未婚者の34.0%、既婚者の45.2%が「気にしなくていい」と回答。

一方で、この風潮については、未婚者(38.7%)、既婚者(46.1%)ともに「配慮すべき」と回答した人の割合のほうが、「気にしなくていい」と回答した人の割合より高いという結果に。
○半数近くがマナーや慣習が理由で、「結婚式の準備や参列を面倒に感じた」と回答

上記のようなマナーや慣習が理由で結婚式の準備や参列を面倒に感じたことがあるか尋ねると、未婚者の48.2%が、既婚者の64.4%が「ある」と回答した。


これらのことから"マナー疲れ"が式へのハードルを高めている要因の1つであることが明らかになった。
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