歌舞伎俳優の市川團十郎が22日、都内で行われた2026年1月新橋演舞場「初春大歌舞伎」取材会に、長女の市川ぼたん(堀越麗禾)、長男の市川新之助(堀越勸玄)とともに出席し、映画『国宝』が歌舞伎界に与えた影響について言及した。
新橋演舞場では2026年1月3日~27日に「初春大歌舞伎」を昼夜二部制にて開催。
古典に重きを置いた今回について、團十郎は「古典をわかりやすく伝えることが1つの私のテーマでもあったんですけど、昨今、歌舞伎を見る方が増えてきた。今だったら、歌舞伎が好きだった方も、歌舞伎を見たことがない方も、歌舞伎に挑戦している方も、学んでみたいと思ってくださるのではないかなと。特に、『熊谷陣屋』『鳴神』『鏡獅子』などは、学んでいただくことによってより深みが増す。それはなぜかというと古典だから。それを楽しんでもらえるような状況に入ってきた。歩み寄っていただくフェースに入ってきたという肌感覚ですので、古典に向き合おうと思いました」と説明した。
そして、「昨今のエンタメ、映画もろもろで、我々が出ている舞台の客層が、若い方々が増えてきたなというのはすごく実感としてありまして」と述べ、10月の舞台で観客に話を聞いたときに「初めて歌舞伎を見る」という人が多くいたと言い、「『何でですか?』と聞くと、『国宝を見たから来た』という方が多かった。となったときに、新しいものを楽しむという段階もありますが、今だったらもっと学んで歌舞伎を楽しんでみようと思ってくださる方が、昨年のこの時期に比べたら明らかに多くなっているという感覚があります」と語っていた。











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