Windows 11 Ver.22H2から「開発ドライブ」が利用可能になった。これは、ReFSを使ったドライブである。
NTFSは、1993年のWindows NT Ver.3.1に搭載されて最初にリリースされた(NTFS 1.0)。そこから、NT系列のバージョンアップに応じて、NTFSもバージョンアップしてきた。2001年のWindows XPからは、クライアント向け(非サーバー用途向け)Windowsでも利用が可能になり、現在では、Windowsは、原則NTFSを起動ドライブ(Cドライブ)に使うようになっている。
NTFSは、NT 3.1から2025年まで、32年ほど使われ、クライアントWindowsのように大量のマシンで24年ほど稼働の実績がある。ある意味「枯れた」機能であり、障害発生という点では、有利な状態だ。
ただし、NTFSは、これまで、さまざまな機能が追加され、いくつかの機能については、互換性のために残っているものの、利用が推奨されないものも出てきた。Windowsによくあるたとえの「増築を重ねた温泉宿」的な状態にある。
他のOS、たとえば、Linuxの場合、新技術を取り込む場合、別のファイルシステムとして実装され、一定期間の評価が終わった段階で、利用が推奨される。これにより、ファイルシステムを進化させてきた。それぞれが別ファイルシステムとなるため、非推奨の機能を残す必要がない。
コミュニティでの開発であるため、複数のファイルシステムが評価状態になる、あるいは少し限定された目的や、特定の設定に特化したファイルシステムも作られる。
コミュニティなので、ファイルシステムの開発者は、おそらくMicrosoft社内でNTFSに携わる開発者よりも多いと推測される。
簡単にいうと、ReFSは、NTFSとの互換性を考慮しつつ、完全にゼロから作ったファイルシステムだ。Microsoftは、NTFSの後継であるとは明言しないが、「次世代のファイルシステム」のような表現を使う。将来的には、ReFSへの切り替えを考えているのではないかと推測される。
ReFSは、現時点では、「起動ドライブにできない」という「欠点」があるが、これは、ブートローダーの問題であり、ReFSの構造的な問題ではない。マイクロソフトは意図的に起動ができない状態にしているだけだ。これは、ReFSの開発がまだ道半ばであり、起動ドライブにして一般ユーザーに利用させてしまうと、ファイルシステムとしての大きな変更がやりにくくなるからだ。ReFSは、リムーバブルメディアに対応しないとされているが、実際にはリムーバブルメディアでもReFSを使うことができる。しかし、ReFSのバージョンが上がったときに、ReFSを使ったリムーバブルメディア上のファイルがアクセスできなくなったことがある。
Windows 11の開発ドライブ(DevDrive)は、ReFSを使う。開発ドライブを使うには、適当な空きドライブなどを用意し、「設定 ⇒ システム ⇒ 詳細設定」を開き、「開発者ドライブを作成する」を使う。
今回のタイトルネタは、1989年の映画「Driving Miss Daisy」(邦題ドライビング Miss デイジー)である。1948年のこと、年老いたユダヤ系婦人の運転手を務めた黒人ドライバーとの交流を描く物語。こういっては失礼だが、さすがに差別の国アメリカである。個人間の差別意識が溶けていく描写がみごと。同様の映画には「グリーンブック」や「ドリーム」などがある。











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