YOUTRUSTが運営する「次世代キャリア研究所」は11月25日、「副業に関するキャリア意識調査」の結果を発表した。調査は9月12日~30日、全国1,705名の学生・社会人を対象にインターネットで行われた。


調査によると、副業意向のある人の割合は20代が最多の60.5%。副業を1社でも経験した人の割合も20代(16.0%)が全世代の中で最も高く、20代はまさに“副業を前提としたキャリア形成”を実践する世代といえる。しかしながら、"副業ネイティブ世代"である20代の副業経験はいまだ6人に1人と、意向と実際の行動にはギャップがあるよう。

また、現在の就活学生(26・27卒)の69.1%が「副業可能な会社を重視」と回答したのに対し、社会人(23~25卒)の就活当時の数値は49.1%にとどまるなど、近年の学生層では“副業を前提にキャリアを考える動き”が一層強まっていることがうかがえる。

副業を志向する理由を聞くと、就活学生(26・27卒)では「キャリアの選択肢を広げるため」(23.7%)、「独立・起業の準備」(21.1%)が上位に挙がり、新社会人(23~25卒)では「収入の柱を増やすため」(39.3%)が最多に。同じ20代でも、就活学生は“キャリアを拡張するための副業”、社会人は“収入を支えるための副業”と求めるものが明確に異なることがわかった。

副業の内容については、20代前半(20~24歳)では「デザイン」や「動画制作」など、クリエイティブスキル型の副業が中心となっており、20代後半(25~29歳)では「バックオフィス業務」「マーケティング・広報・SNS運用」など、現職で培ったスキルを活かす副業が増加している。20代前半は“スキルを磨く”、後半は“スキルを活かす”段階へとシフトしており、副業がキャリア形成の実験と実践のサイクルとして機能していることが分かった。
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