ソニー生命保険は、全国の50~79歳のシニア男女1,000名を対象に「シニアの生活意識調査2025」を実施し、その結果を11月20日に公表した。調査は2025年10月8日から10月9日にかけて、インターネットリサーチで行われた。


孫がいるシニア252名に、最近1年間で孫のためにどのようなことにお金を使ったかを聞いたところ、最も多かったのは「おこづかい・お年玉・お祝い金」で69.8%となった。次いで「一緒に外食」(54.4%)、「おもちゃ・ゲーム」(32.1%)、「一緒に旅行・レジャー」(26.6%)、「衣類などファッション用品」(24.6%)が続いた。

前年と比べると、「おこづかい・お年玉・お祝い金」は65.6%から69.8%へと4.2ポイント上昇した。一方で、「おもちゃ・ゲーム」「一緒に旅行・レジャー」「衣類などファッション用品」「七五三・成人などのお祝い品」はいずれも5ポイント以上低下している。

また、この1年間で孫のために出費をしたシニア231名に使った金額を聞いたところ、平均額は113,074円だった。前年の104,717円から8,357円増加し、孫消費の金額は拡大する結果となった。

今後、孫としたいことでは「外食」(51.2%)が最も多く、「旅行」(44.4%)、「会話」(44.0%)が続いた。女性では「メッセージアプリ(LINE)でのやりとり」が男性より高く、孫との日常的なコミュニケーションを重視する傾向がみられた。
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