LINEヤフーは、日本全国の20~50代の男女を対象に、年始の挨拶に関する意識調査を実施した。その結果、年始の挨拶が「LINE」で届くと「嬉しい」「ほっこりする」といった前向きな感情を抱く人が7割を超える一方で、約3人に1人が「送るメッセージの内容に悩む」と感じていることが明らかになった。


○年始の挨拶、連絡手段は「LINE」が圧倒的多数に

調査によると、年始の挨拶に利用する連絡手段として「LINE」を挙げた人は86.6%にのぼり、最も利用されている手段となった。次いで「年賀状」(32.8%)、「SNS」(20.4%)が続く。なかでも「最も利用する手段」としてLINEを選んだ人は78.5%に達しており、年始のコミュニケーションにおいてLINEが主流になりつつある様子がうかがえる。利用理由としては、「手軽だから」「LINEでつながっている人が多いから」といった回答が多かったという。

○年始のLINE挨拶は好意的な一方、文面に悩む人も少なくない

また、LINEで年始の挨拶が届いた際の感情については、「嬉しい」(49.2%)、「ほっこりする」(25.0%)といった肯定的な回答が多数を占めた。一方で、「どう返すか悩む」「面倒だと感じる」といった否定的な反応は1割未満にとどまっている。さらに、親しい人だけでなく、「久しぶりの人」や「思いがけない人」からのメッセージにも嬉しさを感じる人が多いことがわかった。

その一方で、LINEで年始の挨拶を送る際の悩みとして、「どんな文面にするか分からない」「毎年似た内容になってしまう」といった声が多く、メッセージ作成に心理的なハードルを感じている人が一定数いることも調査で明らかになった。

○年始の挨拶をサポートするLINEの関連機能

こうした背景を踏まえ、LINEヤフーでは年始の挨拶に活用できる機能を紹介している。企画担当者は、「年始の大切な挨拶をより豊かにする手段の一つとして、ぜひ活用いただけると嬉しいです」とコメントしている。
○「LINE AI」「LINE AIトークサジェスト」

トーク画面上で返信候補を提示したり、「丁寧に」「親しみやすく」といったトーンを選ぶことで、相手や関係性に応じた文面案を確認できる。毎年似た表現になりがちな年始の挨拶でも、負担を抑えながら自然なメッセージ作成につながる機能として紹介されている。


○「あけおめスタンプ2026」

年始の挨拶をより気軽に楽しめる手段スタンプ。干支や季節感を取り入れたデザインがそろい、テキストを考え込まずとも、スタンプひとつで新年の気持ちを伝えられる点が特徴。文章に悩む人や、ライトな関係性での挨拶にも活用しやすいとしている。
○パーティー機能(ビデオ通話/グループ通話)

年始のコミュニケーション手段として、LINEのパーティー機能(ビデオ通話・グループ通話)も紹介されている。離れて暮らす家族や友人同士でも、複数人で同時に会話でき、新年の挨拶を“場”として共有できるのが特徴。テキストやスタンプに加え、顔を見ながら近況を伝え合う選択肢として活用が広がりそうだ。
○調査概要

調査主体:LINEヤフー株式会社
調査方法:LINEリサーチ プラットフォーム利用の調査
調査対象者:日本全国の20歳~59歳の男女 有効回答数:1,051サンプル 調査時期:2025年12月15日~2025年12月18日
※市場の構成に合わせて割付回収
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある
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