今回のテーマは、「富裕層がお金を使わない日にしていること」です。

日本では「純金融資産保有額」が1億円以上5億円未満を富裕層、5億円以上を超富裕層と定義しています。
純金融資産とは預貯金や株式、債券などの金融資産の合計から借り入れなどの負債を差し引いたもの。

今回は富裕層、超富裕層の皆さんに、「お金を使わない日にしていること」について聞いてみました。

日本では「年の初めの行いがその1年を左右する」と言われており、お正月にはお金を使わずに過ごすよう努めるのが一般的です。これは浪費を防ぎ、福を呼び込むための風習です。

元旦にお金を使うと「散財する年になる」「お金が出ていくばかりになる」といったことを、皆さんも耳にしたことがあると思います。

では、お金持ちは「お金を使わない日」をどのように過ごしているのでしょうか。

さっそく解説します。
1.自己投資と学習

富裕層の皆さんは、「お金を使わない日」には、知見を深め、新しい視点を得るためにビジネス書、歴史書、哲学書などを読んで過ごします。読書には、知識・教養の取得、語彙力・文章力・コミュニケーション能力の向上、論理的思考力や想像力、集中力の向上、認知機能の維持など、多岐にわたる利点があります。

中でも「語彙力」は読書で得られる最も大きな恩恵でしょう。

人は知っている言葉でしか思考できません。言葉を知らなければ感じることはできても、それに「名前を付けて正しく扱う」ことは困難です。
私たちは自分自身の内面を深く理解し、コントロールするためにも、より多くの言葉に触れる必要があります。

そのため、読書は1番の自己投資と言えるでしょう。

また、富裕層の皆さんは資格取得のための「勉強」にも多くの時間を費やしています。
2.デジタルデトックス

デジタルデトックスとは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器から意図的に距離を置き、SNSなどの閲覧を避け、心身の疲労やストレスを軽減することを指します。あえて「繋がらない時間」を設けることで、脳を休ませ、集中力や睡眠の質の改善、人間関係の質の向上などを目指します。

デジタルデトックスを行うことで、他人と比較することなく自分のペースで生活できるようになり、自身を肯定的にとらえやすくなります。また、脳が整理されることで、埋もれていたアイディアが浮かんでくることも。

「お金を使わない日」にはあえて「繋がらない時間」を作って、スマホに費やしていた時間を読書や勉強、趣味など自己成長につながるものに使うのもおすすめです。
3.健康管理

お金を使わない日には、「外食を控え、自宅で栄養バランスのとれた食事を楽しむ」と回答したお金持ちも。会食、接待などで高カロリーな食事が続いてしまったときはヘルシーかつ、身体に負担の少ない食事を心がけたいものです。

また、お金を使わない日=休日には、ストレス解消とリフレッシュのために、良質な睡眠をとることも大切です。

公園でのランニングや、自宅でのヨガ、筋トレなどお金のかからない方法で身体を動かしてみるのもおすすめです。


「天候に左右されることなく運動を楽しめるから」という理由で、自宅にトレーニングスペースを設けているお金持ちも多いです。
4.家族や友人、恋人との交流

お金のかかるレジャーではなく、ホームパーティやサブスクリプションを利用した映画鑑賞会などを行い、大切な人たちとの絆を深める。これも「お金を使わない日」の過ごし方のひとつです。

一緒に料理をしたり、お酒を飲みながら深い会話を楽しむことで充実した時間を過ごすことができます。
5.創造的な活動と趣味

お金を使わない日には「すでにある道具を活用して楽しめる趣味に没頭する」と回答したお金持ちも。ガーデニングやDIY、手芸などを楽しむことで日常の悩み事やストレスから解放され、リフレッシュすることができます。

中には「買ったままになっていたガンプラを組み立てる」と答えた方もいました。
お金を使わない日は自分や大切な人を「労わる日」でもある

今回は、「富裕層がお金を使わない日にしていること」について解説しました。

富裕層の皆さんは、お金を使わない日には読書や勉強などの「自己投資・学習」、または「デジタルデトックス」を行うことで有意義な時間を過ごしています。また、お金を使わない日は、外食を控え「健康」に留意して過ごせる日でもあります。家族や友人、恋人との「交流」を通じて心身をリラックスさせたり、「創造的な活動と趣味」に没頭し、リフレッシュできるタイミングでもあります。

お金を使わない日は、単に支出を抑えられる日ではなく、自分や大切な人を労わる日でもあります。


2026年の連休は、あえて「お金を使わない日」を設け、ご自身や、ご家族、パートナーを労わってみてはいかがでしょうか。

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
編集部おすすめ