エンファム.は1月13日、夫婦のお金に関する意識調査の結果を発表した。調査は2025年11月、子育て家族200名を対象にインターネットで行われた。

○約4割のママが夫のお小遣いを把握せず

夫の自由に使えるお金について聞いたところ、「把握していない」との回答が40.5%で最多となった。「1~2万円未満(8.5%)」「2~3万円未満(17%)」など堅実な金額もある中で、"夫のお小遣い"は夫に委ねられている家庭が多いことがわかる。

また、小遣いの決め方では「夫が管理していて把握していない」が最も多く、次いで「特に決めていない」が続いた。毎月一定額を渡す小遣い制は一般的とされてきたが、今回の調査ではそれを上回る結果となっている。

この結果から多くの家庭では、夫の自由費がブラックボックス化しており、夫婦の間で「お金に関する話題」というデリケートな話に触れることができず、見えない壁ができている状況を示している。

○家計のために削減されるのは夫よりもの自由費

物価高などで家計が厳しくなった際の対応として、「娯楽・旅行費」に次いで挙げられたのが「妻(自分)の自由費(お小遣い)」の削減だった。「削れるところがない」の回答よりも「夫の自由費」がわずかに低くなっており、節約する際に夫に相談できていない可能性がうかがえる。夫の自由費が見えてないからこそ、夫婦間での対話を控え「妻(自分)の自由費(お小遣い)」を削り、家計を支えている可能性がある。

○年収が高くても、夫のお小遣いは堅実な金額に

世帯年収1,300万円~1,499万円の家庭でも、夫の自由費が「3万円未満」と回答した割合は約2割(16.67%)にのぼった。

一方で、同層の約3割(16.67%)は「10万円以上」と回答しており、高年収世帯であっても家庭の方針によって夫が自由に使える金額には大きな格差があることがわかる。

このことから、自由費を決定するのは、「世帯年収」だけではなく、家庭ごとの状況や夫婦での相談の結果によるものだと想定される。

○「お金の話がしにくい」家庭ほど不満が溜まりやすい傾向に

自由費への満足度を確認したところ、家計の話が「しにくい」と回答した家庭では、不満層(やや不満+非常に不満)が 31%以上 と高い割合にのぼった。
「話すと重い空気になる」「ケンカになりそう」といった声も聞かれ、"話しにくさ"がそのまま不満につながっている状況が見て取れる。

一方で、家計について「話しやすい」「非常に話しやすい」と答えた家庭では、61%が自由費に満足と回答し、話しにくい家庭の 16% と比べて大きな差があった。今回の調査では、「対話ができる家庭ほど満足度が高い」という傾向がはっきりと表れている。

「お金の話は避けがちなテーマだが、 "話しにくさ"は自由費への不満を高め、どちらかが我慢を抱え込む状況を生む可能性がある。今回の結果は、 話しにくいテーマだからこそ、夫婦で向き合い、共有することが、家計満足につながる第一歩であるということを示唆している」と同調査。
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