大東建託は2025年1月14日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025」の結果を発表した。調査は2019年~2025年にかけて、登録モニターを対象にインターネット形式で実施したもの。
全国47都道府県のうち、大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街に居住する20歳以上の男女計27万7,530人分の、2021年~2025年(一部2020年・2019年の回答も含む)の回答を集計した。
街の住みここちランキング<ふるさと版>

トップ4に選ばれたのは?

街の住みここちランキング<ふるさと版>の1位は、北海道最高峰の旭岳を有し、全戸が豊かな地下水で生活する全国でも珍しい上水道がない町「北海道上川郡東川町」(偏差値84.7:評点77.0)が4年連続で選ばれた。

居住者からは「街灯がたくさんあり、夜でも散歩しやすい。 都会でもなく、田舎でもなく丁度良い」(女性・26歳・未婚・パート)、「水道代がかからない」(男性・61歳・既婚・パート)などの声が上がっている。

2位は若者から支持を受けるタウンリゾート・アメリカンビレッジがあり、高速道路へのアクセスも良好な「沖縄県中頭郡北谷町」(偏差値79.3:評点73.9)がランクイン。

居住者からは、「国際的で子供が子供らしくのびのびと育つ」(女性・42歳・既婚・会社経営者・役員)、「海が近くて景色や環境が良いので、リゾート感を満喫できるところが魅力」(男性・61歳・既婚・自営業・自由業)などの声が上がった。

3位は晩年に葛飾北斎が過ごし、歴史的遺産を活かすまちづくりをする「長野県上高井郡小布施町」(偏差値76.3:評点72.1)が、昨年20位から大きく順位を上げてランクイン。

なお、トップ3の自治体はいずれも「親しみやすさ」因子の評価が高くなっている。

4位は行政と住民が一体となって移住者への積極的な支援を行う「長野県移住モデル地区」に指定されている「長野県諏訪郡原村」(偏差値76.2:評点72.1)という結果に。

1位の「北海道上川郡東川町」は唯一偏差値80台の極めて高い評価、2位~18位の自治体は偏差値70台の高い評価、また19位以降の自治体も偏差値60台で相対的に住みここちが良いという評価になっている。

トップ10の傾向は?

今年のトップ10は全て各道県の郡部に属する「町」もしくは「村」になっており、トップ10内で最も多くランクインしているのは沖縄県の自治体(3自治体)であった。

また、3位「長野県上高井郡小布施町」(昨年20位)、8位「熊本県上益城郡嘉島町」(昨年11位) 、10位「沖縄県島尻郡南風原町」(昨年17位)が、それぞれ順位を上げてトップ10入りした。

51~100位にランクインしたのは?

51位以降のラインアップの中で今回初登場の自治体は、70位の「東京都八丈島八丈町」(昨年は累計回答数が50人未満でランキング集計対象外)となった。

51位~100位までの自治体は、偏差値60台で相対的に住みここちが良いという評価に。

街の住みここちランキング2025<ふるさと版> 因子ごとのトップ50
「生活利便性」因子・「交通利便性」因子TOP50

「生活利便性」因子は、1位「山梨県中巨摩郡昭和町」、2位「岐阜県本巣郡北方町」、3位「沖縄県沖縄市」という結果に。

トップ10の自治体のうち、7自治体が郡部に属する「町」となり、1位~9位までの自治体は偏差値70以上の高い評価、10位~50位も偏差値60以上で、生活利便性が良い街として相対的に高い評価を得ている。

「交通利便性」因子は、1位「三重県三重郡朝日町」、2位「岡山県都窪郡早島町」、3位「静岡県駿東郡長泉町」で、トップ3は全て郡部に属する「町」という結果に。

「行政サービス」因子・「静かさ治安」因子TOP50

「行政サービス」因子は、1位「長野県上高井郡小布施町」、2位「長野県諏訪郡原村」、3位「北海道上川郡東川町」がランクイン。中でも1,2位の自治体は偏差値80台の極めて高い評価を得た。

なお、トップ11までの自治体は偏差値70以上の高い評価となっている。また、1位~4位の自治体は「住みここち<ふるさと版>」でトップ10内に入っている自治体がランクイン。
「静かさ治安」因子は、1位「長野県諏訪郡原村」、2位「北海道上川郡東川町」、3位「北海道上川郡東神楽町」という結果に。トップ2は、いずれも偏差値90台の極めて高い評価を得ており、「住みここち<ふるさと版>」でも上位にランクインしている自治体となった。

「親しみやすさ」因子・「賑わい」因子TOP50

「親しみやすさ」因子は、1位「北海道上川郡東川町」、2位「北海道上川郡東神楽町」、3位「沖縄県中頭郡北谷町」がランクイン。
1位の自治体は、「住みここち<ふるさと版>」でも1位を獲得し、唯一偏差値90台の極めて高い評価を得ている。

また、トップ10にランクインしている自治体の中で6自治体が、「住みここち<ふるさと版>」でもトップ10に。

「賑わい」因子は、1位「沖縄県中頭郡北谷町」、2位「熊本県菊池郡菊陽町」、3位「山梨県中巨摩郡昭和町」となった。

また、1位の自治体は「住みここち<ふるさと版>」では2位の自治体で、唯一偏差値90台の極めて高い評価を得た。

「物価家賃」因子・「防災」因子TOP50

「物価家賃」因子は、1位「北海道上川郡東神楽町」、2位「石川県かほく市」、3位「長野県諏訪郡原村」という結果に。トップ10の自治体のうち、8自治体が郡部に属する「町」もしくは「村」となった。

「防災」因子は、1位「北海道上川郡東川町」、2位「北海道上川郡東神楽町」、3位「長野県諏訪郡原村」がランクイン。トップ2の自治体は北海道上川郡に属する町となった。トップ10のうち最もランクインした自治体が多い都道府県は、長野県で3自治体、次いで北海道が2自治体となった。

なお、評点は今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値を示す。
編集部おすすめ