吉田カバンは1月23日、創業90周年を記念して、世界的インダストリアルデザイナーのMarc Newsonとのコラボレーションアイテムを発売する。PORTERのものづくりとMarc Newsonの美学を凝縮した、周年記念にふさわしいスペシャルモデルとなる。


Marc Newson氏はオーストラリア出身のデザイナーで、家具や日用品から船舶、自動車、航空機、建築、時計、ジュエリー、さらにはファインアートのインスタレーションまで、広範な分野で活躍してきた人物だ。素材や製造プロセスに対する常識にとらわれないアプローチ、純粋なフォルムと大胆な色使いによる表現は、ポストモダン以降のデザイン史を語るうえで欠かせない存在とされている。

○2つの象徴的素材を用いた、フルリバーシブル仕様

今回のコラボレーション最大の特徴は、フルリバーシブル仕様にある。

片面にはMarc Newson氏と深い関わりを持つヒッコリー、もう一方にはPORTERを象徴するナイロンツイルを採用。シチュエーションや気分に応じて表情を切り替えられる設計となっている。

さらに、ファスナーテープや革引き手には、PORTERとMarc Newson氏双方のアイコンカラーであるオレンジをアクセントとして配置。視覚的なポイントであると同時に、両者の関係性を象徴するディテールとなっている。

Marc Newson氏は今回のバッグについて、次のように語っている。

「これらのバッグは、親しみやすく実用的でありながら、素材が持つ機能性やデザインの明快さだけでなく、生地に刻まれた歴史や、使い方によって広がる高い汎用性など、重層的な物語も感じさせてくれます。バッグの内側と外側は対立するのではなく、共存し、使い手に実用的な可能性と使う楽しさの両方をもたらします。」

○吉田カバンが新開発した、リバーシブル構造

デイパックとしての機能性を維持しながら、快適なフルリバーシブル使用を実現するため、吉田カバンはオリジナルのリバーシブル構造を新たに開発。90年にわたり培ってきた実用主義と縫製技術があってこそ成立した仕様だ。

普遍的なデザインでありながら、機能性を重視した構造への挑戦を続けるPORTERとMarc Newson氏。
両者が共有する価値観が、このアイテムには凝縮されている。

アイテムには、90周年限定タグ付きオリジナル巾着が付属する。

○過去には85周年記念モデルも

なお、吉田カバンとMarc Newson氏の協業は今回が初めてではない。創業85周年時にもコラボレーションが実現しており、その際はMarc Newson氏が20年以上前に購入し、実際に愛用していたPORTERのショルダーバッグをベースにしたモデルが登場した。

当時のコンセプトは「女性がさまざまなバッグを持つように、男性が日常的に持てるカバン」。ヒッコリー生地を用いたコンパクトなショルダーバッグとグラスケースのセットで、スマートフォンやサングラス、筆記具といった日常品の収納にフォーカスした設計が特徴だった。

オレンジを配したサインタグやファスナーテープ、筆記具のサイズに合わせたペン差しなど、細部までMarc Newson氏の思想が反映された仕様は、今なお語られる名作のひとつとなっている。
○完全数量限定での販売

販売店舗は、PORTER flagship store、PORTER GINZA、PORTER SHINJUKU、PORTER KOBE、PORTER EXCHANGE、KURA CHIKA by PORTER HONG KONG HARBOUR CITY、KURA CHIKA by PORTER TAIWAN TAIPEI、PORTER KOREA APGUJEONG、PORTER BANGKOK、吉田カバンオフィシャルオンラインストアのみ。オンラインストアはPM12:00(正午)頃の発売となる。

完全数量限定で、在庫がなくなり次第終了となる。
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