R&Gは2026年1月22日、「パートナーに選ぶならAIか人間かに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2025年12月9日、全国の男女500人(女性350人、男性150人)を対象にインターネット形式で行われた。


「たまに衝突する人間」と「完璧に気が合うAI」のどちらをパートナーに選びたいか聞いたところ、「たまに衝突する人間」を選んだ人が73.6%で多数派という結果に。一方で、AIを選択した人も26.4%いることがわかった。

「完璧に気が合うAIを選ぶ」と回答した人に理由を聞いたところ、1位は「衝突したくない」(33.3%)、2位は「煩わしくない」(22.7%)、3位は「ストレスが少なそう」(16.7%)という結果になった。

1位の「衝突したくない」と回答した人からは「人との喧嘩はかなりストレス。完璧に気が合うAIなら衝突しなさそうだと感じるから」(20代/女性)や「衝突から得る学びもあるかもしれませんが、わざわざ衝突しなくても済むなら、しないほうがいい」(30代/女性)などの意見が上がった。

2位の「煩わしくない」と回答した人からは、「人間だと気を遣ったり遣われたり、機嫌がいいかを探ってみたりと、相談する前から疲れる。さらに相談しても納得のいく返事ではないときや、聞いてほしいだけなのに説教されるときは最悪。AIだと納得のいく返事がもらえるし、『もっとほめて』とか要望も言える。最高」(30代/女性)という意見が上がった。

また、3位の「ストレスが少なそう」と回答した人からは「パートナーとして長く付き合うなら、気が合うほうがストレスなく過ごせるため」(30代/男性)などの意見が上がった。

AIをパートナーに選ぶ人は、人間関係にありがちな摩擦や気遣いから距離を置きたいという考えが背景にあることが示唆される。

一方で、「たまに衝突する人間を選ぶ」と回答した人に理由を聞いたところ、圧倒的1位は「人間関係には衝突も必要」(41.6%)、次いで2位が「実際に一緒にいられる」(7.8%)、3位がAIをパートナーにはできない」(6.8%)となった。


1位の「人間関係には衝突も必要」と回答した人からは、「異なる考え方があるから価値観がアップデートできるし、世の中が発展すると思うから」(30代/男性)や「妻ともたまに衝突しますが、衝突を恐れず意見をしっかり伝えてくれるのは、信頼関係があったり、相手のことを考えたうえでの行動だったりすると思うので。衝突したらイラッとしますが、結果的に自分の至らなさや新しい考え方に気づける」(40代/男性)などの意見が上がった。

2位の「実際に一緒にいられる」と回答した人からは、「言葉だけでは愛を感じられない。パートナーに触れたいし、並んで歩きたいし、一緒に顔を見て笑い合いたい」(20代/女性)という意見が上がった。

AIには代替しにくい人間ならではの魅力や、人間同士の関わりでしか得られないものが重視されていることが示唆された。

パートナーに求めることを尋ねると1位は「誠実さ」(27.4%)、2位は「優しさ」(22.4%)、3位は「一緒にいて居心地がいい」(17.8%)という結果が得られた。

1位の「誠実さ」と回答した人からは、「長く付き合うには、誠実さや正直さはもっていてほしいです。自分が不利になるような嘘や誤魔化すような発言は嫌なので、やめてほしいです」(20代/女性)などの声が、2位の「優しさ」と回答した人からは、「とにかく私にだけ優しいこと」(50代/女性)などの声が上がった。

パートナーには、安心して長く一緒にいられる関係性を求める人が多く、特に「誠実さ」や「優しさ」などの温かくて安心できる人柄が重視されていることが示唆された。
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