2026年2月、個人投資家の資金はどの銘柄に向かったのでしょうか。PayPay証券の売買データをもとに国内株の人気銘柄をランキング形式で紹介。
上位には半導体関連に加え、防衛や資源といったテーマ株も並び、足元の市場で意識されている投資テーマが浮かび上がりました。本記事では、そのランキングとともに背景を解説します。

○【国内株式】2026年2月人気銘柄ランキング

1位「キオクシアホールディングス」、2位「JX金属」、3位「三菱重工業」、4位「任天堂」、5位「住友金属鉱山」という顔ぶれになり、AI・半導体関連のほか、防衛や資源といったテーマに資金が集中する結果となりました。

1位 キオクシアホールディングス
2位 JX金属
3位 三菱重工業
4位 任天堂
5位 住友金属鉱山
6位 ソフトバンクグループ
7位 フジクラ
8位 日経平均チャレンジコース(日経レバレッジETF)
9位 サンリオ
10位 川崎重工業

○1位は「キオクシアホールディングス」

1位のキオクシアホールディングスは、データセンター向けなど半導体メモリの需要増加期待を背景に、活発な売買が続いています。これは米国株式の6位「マイクロン・テクノロジー」など米国のメモリ株が引き続き活況なことも、同社への関心を高める追い風となっているようです。

2位のJX金属は、AI半導体に欠かせない先端材料への期待や銅価格の上昇から継続的に物色されています。13位には同業の「三井金属」も入りましたが、値動きがより軽いJX金属のほうが個人投資家に好まれているようです。また、米国株式で「金(ゴールド)コース(SPDRゴールド・シェア)」が1位となったように、5位には「住友金属鉱山」がランクインし、非鉄金属・資源関連へ幅広く資金が波及したと考えられます。

また、3位「三菱重工業」、10位「川崎重工業」、11位「IHI」と重工各社がそろって上位に並びました。地政学リスクが意識されるなか、防衛力強化という国策テーマに沿った銘柄への資金流入が顕著に表れています。加えて、7位「フジクラ」、21位「住友電気工業」、24位「古河電気工業」などの電線御三家も人気で、データセンター増設に伴う電力インフラ網の整備という実需銘柄への物色も活発だったと言えます。

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