シチズン時計は、フラッグシップブランドの「The CITIZEN(ザ・シチズン)」から、エコ・ドライブ誕生50周年を記念した限定モデル「AQ4091-56W」を発表。藍と伊吹刈安による草木染で千歳緑に仕上げた土佐和紙文字板を採用し、2026年5月28日に発売する。
世界限定650本、価格は46万2,000円。

1976年に世界初のアナログ式光発電時計を発表してから50年。シチズンの光発電エコ・ドライブは、光を電気に変換して駆動する技術として進化を続けてきた。AQ4091-56Wはその節目に登場し、素材と表現の両面からその価値を示すモデルだ。
○ダイヤル:千歳緑に染めた土佐和紙

大きな特徴は、土佐和紙を用いた文字板。光を透過する素材として古くから用いられてきた和紙は、光発電エコ・ドライブとも相性がいい。

AQ4091-56Wでは、伊吹刈安(いぶきかりやす、黄色の染料)による黄色の染めと藍染を重ねることで、日本の伝統色である千歳緑に仕上げた。職人の手によって染め上げられた和紙のダイヤルは深みがあり、ザ・シチズンのグリーンダイヤルという点でも注目だ。

千歳緑は、四季を通じて緑を保つ松の葉から連想される不変の象徴とされる色。その意味合いと和紙の質感が重なり、時間の経過とともに使い続ける時計としてたたずまいを感じさせる。

文字板上にはゴールドカラーのイーグルマークと秒針を配し、50周年モデルに華やかさを添えた。イーグルマークはザ・シチズンのシンボルだ。


○外装:スーパーチタニウムと落ち着いた仕上げ

ケースとブレスレットには、独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施したチタン素材、スーパーチタニウム(シチズン時計の商標)を採用。仕上げは明るく透き通るようなシルバーカラーのデュラテクトプラチナだ。ラグやベゼルには鏡面仕上げを施し、ブレスレットにはヘアライン仕上げを組み合わせることで、外装にメリハリを持たせている。

ムーブメントには、年差±5秒の高精度を誇る光発電エコ・ドライブ仕様のクオーツ式「キャリバーA060」を搭載。パーペチュアルカレンダーを備え、2100年2月28日まで日付修正が不要だ。合わせて、衝撃検知機能や針自動補正機能などを備え、長期間にわたって安定した精度を維持する。
○「不変」を形にする素材と思想

ザ・シチズンは、ユーザーの人生に永く寄り添う腕時計であることを掲げる。AQ4091-56Wでは、千歳緑という色の意味と、和紙という素材の特性を重ねることで、その思想を具体的に表現している。

光を受けて変化する和紙の表情と、長期間にわたり精度を維持するムーブメント。外観と機能の双方から「時間とともにある」ことを示したモデルといえる。

ケース/ブレスレット素材:チタン
ケースサイズ:外径40.0mm×厚さ12.2mm(設計値)
風防:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ・コーティング:光の透過率を約99%まで高めたシリコン化合物の多層コーティング)
裏ぶた:限定刻印(イーグルマーク、シリアルナンバー)
防水性能:10気圧
ムーブメント:クオーツ式「Cal.A060」
駆動時間:約1.5年(パワーセーブ時)
精度:年差±5秒
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