日本製鉄は3月27日、同社のGXスチール「NSCarbolex Neutral」を採用したオカムラ製の鋼製家具を環境省が調達したと発表した。同省皇居外苑管理事務所楠公レストハウスに棚として設置されており、国の機関によるGXスチール採用物品の調達は、公表されている限り今回が初となる。


○取り組みの概要

GXスチールとは、鉄鋼メーカーが実施した直接的なGHG排出削減行動による環境価値を、削減証書とともに供給する鋼材のこと。

今回調達された棚は、オカムラが日本製鉄から購入したNSCarbolex Neutralの重量と環境価値を、ISO 22095(加工流通過程の管理:Chain of Custody)に基づくマスバランス方式によってオカムラ社内で任意の製品に配賦することで、GXスチールを100%使用した鋼製家具として販売されたもの。

環境省では、政府実行計画や2025年1月のグリーン購入法改正も踏まえ、脱炭素社会の実現に向けたGX製品の率先調達を進めていくとしている。

日本製鉄とオカムラは、2024年11月にNSCarbolex Neutralおよび高機能鋼材・ソリューション技術「NSCarbolex Solution(エヌエスカーボレックス ソリューション)」の提供を通じたカーボンニュートラル化実現のための協業に合意しており、今回の採用はこの取り組みの一環に位置付けられる。
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