「家の片付けをしていたら、大量の不要品が出てきた」「重くてお店まで運ぶのが大変」。そんなときに便利なのが出張買取だ。
一方で、「家に人を呼ぶのは少し抵抗がある」「店舗に行くのと何が違うの?」と疑問に思う方も少なくないはず。

そこで今回は、買取大吉の鑑定士・木村健一さんに、最近の出張買取のリアルや、店舗買取との意外な「差」について詳しく話をお聞きしてみた!

○出張買取の依頼が「過去最高レベル」で増えている!?

――最近、出張買取の利用率はいかがでしょう? 現場ではどのような変化を感じていますか?

ありがたいことに出張買取の利用者は年々増えていて、売上も過去最高を更新し続けています。先月比でも113%ほどの伸びを見せていますね。

――どのようなきっかけで出張買取を依頼される方が多いんですか?

主に実家の整理、終活、引っ越しの3つです。特に40代以上の方が親御さんの自宅を片付ける際や、ご高齢の方が資産を整理したいと考えたときに、まとめて見てほしいというご要望を多くいただきます。

最近はニュースやバラエティ番組でも、金の高騰や古い物の価値が取り上げられる機会が増えましたが、それをご覧になった方が「うちの押し入れにあるネックレスも、もしかして……」と検索をしてくださることが多いみたいですね。そこから「自宅まで見に来てほしい」という流れに繋がっています。

――店舗に持ち込むのと、自宅に来てもらうのとでは、査定内容に違いはあるんですか?

鑑定基準そのものは同じですが、「物量」が決定的に違いますね。店舗の場合、お客様がご自身で運べる範囲のものに限られますが、出張買取では家の中にあるものすべてが対象になります。

なので、1組のお客様あたりの取引額は、店舗に比べて出張の方が圧倒的に高くて、ざっと見た感じでも店舗の3~4倍近い金額になることも少なくありません。「ついでにこれも」というかたちで、お客様も気づいていなかったお宝が出てくるのも出張買取の特徴ですね。
○不要品だと思っていたものが大金に化けるケースも!

――出張買取ならではの「驚きの高額査定エピソード」があれば教えてください。


よくあるのが、「メッキだと思って捨てようとしていたアクセサリー」の中に、本物の金が混ざっているケースです。ご本人様は「安物だから」と期待していなかったものが、ひとつずつちゃんと調べてみると実は金だったということがあります。

時計もそうですね。壊れてガラスも曇っているような古い時計が20本くらいあって、ほとんどが値段のつかない国産時計だったのですが、その中に1本だけパテック フィリップの「カラトラバ」が紛れ込んでいた……なんていうことがありました。

――それはすごいですね!

他にも、処分に困っていた古い絵画が実は有名な作家さんの作品だったり、重くて運べなかった大量の古いウイスキーやブランデー、古びたライカのカメラなどは、意外なほど高値がついたりすることもあります。

――「売るかどうか決めていないけど、とりあえず見てほしい」という依頼でも大丈夫なんですか?

もちろんです。「価格を聞いてから考える」という方は非常に多いですね。「もし50万円を超えるなら、家族で旅行に行く資金にするけれど、それ以下なら思い出として取っておく」という風に、自分の中で線引きをされている方が多いようです。

――出張買取に向いているのは、どのような人でしょうか。

例えば、お体が不自由だったり、外出が難しいご高齢の方。あとは売りたいものが大量にあり、運ぶのが大変な方。あとはお皿やお酒など、割れ物やデリケートなものを査定したい場合などは、店舗よりも出張買取の方が圧倒的にメリットが大きいと思います。
「ちょっと見てほしい」という軽い気持ちで構いませんので、ぜひ気軽にお電話いただければと思います。
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