ENEOSリニューアブル・エナジーは3月27日、岩手県下閉伊郡山田町と再生可能エネルギー事業に関する包括連携協定を締結した。締結式は3月26日に山田町役場で行われた。


本協定に基づき、山田町内における再エネ発電所の新設と、発電した電力の同町および地元企業での活用(地産地消)をはじめ、地域活性化と地元への貢献活動の実施、災害時のレジリエンス強化などの施策について協議を進めるという。

再エネ発電所開発の第1号案件として、「JRE山田町織笠地区太陽光発電所」(岩手県下閉伊郡山田町)の建設工事がすでに完了しており、2026年4月より運転開始を予定している。同発電所は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波被災地において、未利用となっていた山田町所有地を活用したもの。設備容量は3,118kW、年間計画発電量は約3,670,000kWh。

本協定で定める連携項目は、(1)山田町内における再生可能エネルギーの創出、(2)創出したエネルギーの山田町内での活用検討、(3)地域貢献の実施、(4)地域脱炭素化に向けた町民の意識醸成、(5)災害時のレジリエンス強化の検討、(6)その他双方が必要と認める事項——の6項目。

ENEOSリニューアブル・エナジーは今後も山田町との連携を深め、未利用地の有効活用や地域への貢献策の検討・実施を進め、双方の持続的な発展につなげていくとしている。

編集部メモ


ENEOSリニューアブル・エナジーは山田町以外にも同様の包括連携協定を自治体との間で締結している。岩手県内では、二戸市・一戸町・九戸村の例があり、「JRE 折爪岳南第一風力発電所」を建設・運営しているほか、釜石市とも協定を締結している。岩手県外では、大分県杵築市・日出町、長崎県平戸市でも同様の協定を締結しており、発電所の建設・運営などを行っている。
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