森トラスト株式会社とNTT都市開発株式会社が共同で進行している大規模複合開発プロジェクト「東京ワールドゲート赤坂」。3月にプレス内覧会が行われ、「赤坂トラストタワー」内のブランデッド・サービスレジデンス「1 Homes Tokyo」や、2026年3月30日より順次オープンしたショップ&レストランなど、内部が一部公開された。


細部に隠れた、日本文化。侘び寂びを纏う「1 Hotel Tokyo」

2026年3月に誕生した「1 Hotel Tokyo」は自然との調和を大切にしたデザインが特徴。客室内を含め至るところに植物が飾られており、心の癒やしを得られるだけでなく、空気清浄機としての役割を果たしてくれるという。客室数は全211室。

持続可能なデザインや心地よいフレグランスは、全世界の1 Hotels共通。そして1 Hotel Tokyoには栃木県産の大谷石を用いた彫刻的なエントランス、枯山水をイメージしたラウンジの天井など、日本の侘び寂びから着想を得たデザインも取り入れられている。

仕事帰りにふらっと立ち寄り、バーでジンを嗜むのも良いだろう。「Spotted Stone」は50種類以上のジャパニーズ・クラフトジンを主役とするバーだ。東京にいながら、全国各地のジンを味わい、日本の蒸留文化に触れられる。
ホテルクオリティのサービスを提供。サービスレジデンス「1 Homes Tokyo」

東京ワールドゲート赤坂は、「赤坂トラストタワー」を中核とする大規模複合施設。赤坂トラストタワーは43階建てで、1階と2階はショップ・飲食店・クリニック、3階と5~36階はオフィス、38~43階はホテル&サービスアパートメントとなっている。


2026年3月に入居開始となった「1 Homes Tokyo」は、赤坂トラストタワー38~43階に位置するサービスレジデンス(賃貸住宅)。米国発のサステナブル・ラグジュアリーライフスタイルホテル「1 Hotels」のレジデンスブランドで、アジア初上陸となる。家具・家電・キッチン設備などを備えており、契約期間は1か月~、全36戸。現在は日本人富裕層の別荘や、外国人旅行者の長期滞在などに利用されている。

「自然にインスパイアされたラグジュアリーライフ」をコンセプトに掲げた1 Homes Tokyoは、1 Hotel Tokyoと隣接するため、ホテルの世界観や卓越したクオリティを体験できるのが大きな魅力だ。例えばベッドはホテルの客室と同じもので、上質なオーガニックコットンを採用。付帯サービス(無料)としてコンシェルジュサービスがあり、8:00~20:00は専任スタッフが、そして夜間はホテルフロントが対応する。

そして居住者専用のルートでホテルの各種施設にアクセスでき、レストラン「NiNi」での朝食やホテル内のジム・プールの利用も付帯サービス(無料)に含まれる。NiNiは、フレンチ・リヴィエラと日本を融合させたコンテンポラリーダイニング。ちなみに朝は1 Homes Tokyo居住者や1 Hotel Tokyo宿泊者専用の時間帯だが、ランチ以降は日帰り利用も可能だ。

多様なニーズに合わせたカフェ・レストランがオープン

赤坂トラストタワーの1階・2階には、2026年3月30日より順次飲食店舗がオープン。東京ワールドゲート赤坂の1万人を超えるワーカーや、レジデンス&ホテル利用者にとって利用しやすいラインナップだ。


「Cafe PAVLOV」は横浜・元町発のパティスリー「パブロフ」の新業態。元町本店ではゆったりとした空間で、時間をかけて味わうケーキセットなどを中心に提供しているが、この「Cafe PAVLOV」ではよりカジュアルに、ドリンク1杯から楽しめる。

メニューは焼きたてのパン、惣菜、スープ、スウィーツなどランチがわりになるものも。ドリンクにもこだわっていて、「ショコララテ(Sサイズ 640円)」はシェフがショコラソースを一からつくった一品。ちょっとした午後のひとときを、上質に彩ってくれるだろう。

会食に使えるようなお店も登場している。「うなぎ四代目菊川」は、昭和7年創業のうなぎ卸問屋が運営する創業90年以上の老舗。ライブキッチンを楽しめるオープンなテーブル席のほか、完全個室が1室、半個室が3室あり、シーンに合わせて席を選ぶことができる。

名物は「一本うなぎ(蒲焼き一本重は5,880円)」。卸問屋の目利きで選び抜いた大きなうなぎを、丸ごと一本焼き上げている。秘伝のたれにくぐらせた、肉厚なうなぎは格別。保温性に優れた専用の器で提供されるのもポイントだ。


「OSTERIA DELLA CARNE L’ENOCANTO」はワインバルを手がける店の新業態。イタリアの「肉屋の食堂」をコンセプトに、イタリアンを提供する。イタリア食材はもちろんのこと、「A5和牛ローストビーフ」や「五島列島鮮魚のカルパッチョ」など、日本中から厳選した食材を使用しているのも特徴だ。

ワインはボトルで30種類以上のラインナップ。さらにマンスリーで提供されるグラスワインは10種類以上から選択可能。白・赤・スパークリングだけではなく、トレンドのオレンジワインをはじめ、多彩なワインに出会うことができる。

「京橋 伊勢廣」は1921年創業の焼鳥専門店。落ち着いた空間で食事ができ、個室もあるが、焼き台を目の前にしたカウンター席が人気を集めそうだ。

ランチは鶏肉のおいしさを丸ごと堪能できるようなフルコース(6,000円)や、やきとり丼(1,800円~)などの気軽なメニューも。充分に飼育日数をかけた鶏肉は、食べた瞬間に質の違いを感じられる。
高層階に屋外テラスを設置。ワーカーをサポートする最先端のオフィス

赤坂トラストタワーの3階・5~36階はオフィスフロア。
「DESTINATION OFFICE」をビジョンに掲げ、社員にとっての「目的地」になるようなワークプレイスを提供している。

27階の「スカイラウンジ」は、赤坂トラストタワーで働くワーカー共通の憩いの場。一部エリアが外気を感じる屋外テラスとなっており、リフレッシュするのに最適だ。

3月30日には、27階に「Café & Bakery GGCo.赤坂」がオープン。森トラストグループが手がけるカフェで、同グループの「東京マリオットホテル」や「ブランジェ浅野屋」の上質なブレッドを味わえるのが魅力だ。

ラグジュアリーなレジデンス&ホテル、そしてワーカーも利用しやすい新たな飲食店などが続々とオープンし、多様なニーズを満たす「東京ワールドゲート赤坂」。居住者、ワーカー、来訪者、旅行者にとっての新たなコミュニケーションハブとして、赤坂エリアを活性化する中心になることは間違いない。赤坂トラストタワーの飲食店舗やホテルは一般利用も可能なので、ぜひ訪れてみてほしい。
○東京ワールドゲート赤坂

住所:東京都港区赤坂2丁目17番22号
アクセス:東京メトロ銀座線・南北線 溜池山王駅12b出口 直結
東京メトロ丸の内線・千代田線 国会議事堂前駅 直結東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅A2a出口 徒歩約11分

小浜みゆ 明治大学 経営学部を上位成績で卒業後、IT企業で営業・企画を経験。その後フリーのライター・フォトグラファーとなり、「旅」と「美容」を軸に執筆を行う。毎週のように国内外を飛び回り、自分自身でトレンドを体感し、記事を書くのがモットー。趣味は道の駅巡りで、関東道の駅全制覇。
地方創生を応援したい。 この著者の記事一覧はこちら
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