OpenAIは3月31日(米国時間)、総額1220億ドル(4月1日時点の日本円換算で約19兆3800億円)の資金調達ラウンドを完了したと発表した。調達後の企業評価額は8520億ドル(同約135兆3300億円)、スタートアップとしては過去最大規模の調達となる。
○世界の資本が賭けたAIインフラの未来
今回のラウンドはAmazon、NVIDIA、ソフトバンクと同社の既存の戦略的パートナーが主軸となり、ソフトバンクがAndreessen Horowitz(a16z)、D. E. Shaw Ventures、TPGらと共同でリードし、長期パートナーのMicrosoftも継続参加した。
今回の1220億ドルは、2月公表時の1100億ドルから拡大した。追加の120億ドルのうち30億ドル超は、同社が初めて銀行経由で個人投資家に参加を開放して調達したものだ。また、ARK InvestのETFへのOpenAI組み入れも発表された。
OpenAIは「ChatGPT」の週間アクティブユーザー数を9億人超、近日中には10億人への到達が見込まれ、有料会員を5000万人超と発表している。現在の月次収益は20億ドル、検索利用は1年で約3倍に増加し、広告のパイロットは6週間未満でARR(Annual Recurring Revenue:年間経常収益)は1億ドルを突破。
エンタープライズ向けが全収益の40%超を占め、コーディングエージェントの「Codex」は週間利用者200万人超と、過去3カ月で5倍に拡大したとのこと。最新モデルGPT-5.4も今回あわせて言及されており、知能・性能の向上を果たしたとしている。
OpenAIは一部製品・機能の縮小を進める一方、ChatGPT・Codex・ブラウジングを統合した「AI superapp」構想を掲げており、エージェントファーストの体験への移行を目指す方針だ。











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