cielo azulは3月26日、「派遣会社選びの実態と就業前後のギャップ」に関する調査結果を発表した。調査は2月26日~27日、直近2年以内に派遣会社に登録し、実際に就業した20~50代の男女1,005名を対象に、インターネットで行われた。


「【就業前】登録する派遣会社を選ぶ際に、重視したこと」を聞いたところ、「求人数の多さ(希望職種・勤務地の選択肢)」(44.7%)、「時給・交通費などの条件面」(44.5%)、「短期・単発案件の豊富さ」(25.4%)が上位に。最終的な決め手については、「時給・交通費などの条件面」(22.2%)が最も多く、次いで「求人数の多さ(希望職種・勤務地の選択肢)」(21.1%)、「担当者の対応・相性」(9.2%)と続いた。選択肢の広さで派遣会社を絞り込んだ後、最終的には生活に直結する金銭的なメリットが後押しとなっていることがうかがえた。

また、「【就業後】実際に派遣として就業した後に、『派遣会社選びではこれが重要だった』と感じたこと」を教えてもらったところ、「時給・交通費などの条件面」(37.3%)、「求人数の多さ(希望職種・勤務地の選択肢)」(31.0%)、「担当者の対応・相性」(24.4%)が上位にあがった。

次に、直近の派遣就業で利用した派遣会社の満足度を尋ねたところ、約7割が「とても満足」(17.0%)あるいは「やや満足」(57.2%)と回答。全体としては高い満足度となっている一方で、実際の就業における不満やトラブルの経験について聞くと、「【就業前】求人紹介が少ない/希望に合う求人が来ない」(17.6%)が最も多く、次に「【就業後】想像していた仕事内容とのギャップ」(16.0%)、「【就業前】連絡が遅い・進捗が分からない」(13.2%)が上位に。求人を十分に比較できないまま就業に至り、いざ働き始めると事前のイメージと違ったという悪循環に陥っているケースが想定される結果となった。

次に、派遣として就業するまでに何社の派遣会社に登録したかと尋ねたところ、「1社」が最多の48.5%。一方で、「2社」(28.5%)、「3社」(11.1%)、「4社以上」(11.9%)など、2社以上に登録した人の割合は51.5%と、半数を超える結果に。複数登録した理由については、「求人の選択肢を確保するため」(33.2%)、「よりよい時給・条件で働くため」(21.4%)、「1社では紹介数不足のため」(20.5%)が上位にあがった。

続いて、派遣で働く目的について聞いたところ、「生活費の補填・つなぎのため」が断トツに多い57.1%。次いで「短期間での収入確保のため」(20.5%)、「柔軟な働き方の実現のため」(16.5%)が上位に。


また、働き方の期間については、「期間は決めていなかった」が最多の30.7%。状況に合わせて柔軟に働きたいという意識が反映されているよう。次いで「3ヶ月以上」(22.4%)、「1日~数日以内」(18.5%)と続き、当面の収入を得られれば期間にはこだわらないという方と、明確な目的に合わせて期間を区切る方に二極化している可能性がうかがえた。
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