健康や美容のために意識して食材を組み合わせている人でも、実は“逆効果”になっているケースがあります。書籍『〈アンチエイジング版〉日本人の9割がやっている残念な習慣』(ホームライフ取材班/青春出版社)では、こうした見落としがちな食べ合わせの落とし穴について体の仕組みから解説しています。


本稿では同書の内容から一部を抜粋し、栄養価が高いとされるホウレンソウとゆで卵の組み合わせが、かえって鉄分の吸収を妨げてしまう理由と、避けるべき調理法について紹介します。
○ゆで卵×ホウレンソウで、鉄分が吸収されにくくなる

アクが少なくて生食できるサラダホウレンソウに、トマトやゆで卵を加えると、サラダの彩りが良くなって食欲を刺激する。しかし、ホウレンソウと固ゆで卵をいっしょに食べることには少々問題があるから、これからはやめておこう。

卵の白身のなかには硫黄を含んでいるアミノ酸があり、加熱することによって、硫化水素が生成される。この硫化水素がホウレンソウに含まれている鉄分と結びつき、吸収を妨げてしまうのだ。

硫化水素は長く加熱すると出やすいので、鉄分の多い食材との食べ合わせがNGなのは固ゆで卵のみ。生卵や卵焼き、目玉焼き、ゆで時間の短い半熟のゆで卵などには、硫化水素はあまり含まれていないからOKだ。

○『〈アンチエイジング版〉日本人の9割がやっている残念な習慣』(ホームライフ取材班/青春出版社)

同じ年齢なのに、老けて見える人と、若く見える人がいる。その違いはなんなのか? 体質や遺伝の違いだと思いがちだが、それ以上に大きいのが〝習慣〟の差だ。多くの人は、健康や美容のためによかれと思って行動している。糖質を控える、清潔を保つ、たっぷり休む――。どれも間違っていないように見えるが、体の仕組みや最新の知見から見ると、かえって老化を早めてしまうケースは少なくない。
本書は、ベストセラー『日本人の9割がやっている残念な習慣』をはじめとする「残念な習慣シリーズ」の中から、見た目も体も老けないためのアンチエイジング情報をピックアップして文庫化する。
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