ボートはメジャー契約を勝ち取ることができるか(C)Getty Images
カブスからFAとなり、ドジャースとマイナー契約を結んだデビッド・ボートは今春のキャンプに招待選手として参加している。
オープン戦は8試合で打率.500、2本塁打、9打点、OPS1.424と好成績を残しており、このまま好調を維持できればメジャー契約を勝ち取る可能性がある。
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ドジャース専門メディア『DodgerBlue』は、ボートについて「31歳の彼はフィールド内外でとても落ち着いているように見える。彼はそれをドジャースの温かい雰囲気のおかげだとし、その中でムーキー・ベッツがいかに重要であったかを特に指摘している」と伝えた。
ボートは「初日から、ムーキー・ベッツはとても歓迎してくれた」と話し、「君は我々の仲間だ」という言葉に「歓迎されている」と感じたという。チームリーダーの熱い言葉が胸に響き、心の支えになったようだ。
また、打撃コーチに関しても「この業界で最高だ」と感じているボート。「遠くから見ていて、今こうしてこっちに来て、彼らの頭脳や働きぶりに触れることができるのは素晴らしいことだ。彼らがこの業界で最高なのには理由がある。いくつかのことに取り組んでその結果を見るのは本当にクールだ」と、ドジャースに移籍して充実した日々を過ごしているようだ。
カブスでは6年間で421試合に出場し、打率.234、出塁率.318、長打率.392、36本塁打を記録。ベストシーズンは2019年で、127試合に出場し打率.257、出塁率.362、長打率.422、11本塁打、47得点、41打点を記録したことを紹介している。
同メディアは「二塁または中堅のポジションを巡る争いが続いているため、ボートがその役割を担う可能性もある」と記しており、「ボートにとっては、単純にチームに入ったことが重要な一歩といえる」と、ドジャースに入ったことが大きな転機となったことは間違いなさそうだ。
このまま輝きを放てれば、開幕ロースターをつかみ、スタメン入りを果たすのも夢ではないかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]