山本は初回に失点を許した(C)Getty Images

 ドジャース・山本由伸は4日(日本時間5日)、レッズとのオープン戦に先発。初回にいきなり打ち込まれた。

 これでオープン戦は3度目の登板。

【動画】山本が3回にデラクルスから三振を奪ったシーン

 初回先頭のT.J.フリードルにいきなり三塁線を破る二塁打を許すと、一死後迎えたのは好打者、エリー・デラクルス。ここでも左前適時打を浴びて先制点を許すと、4番・オースティン・ヘイズにも甘く入ったカーブを捉えられ、フェンス直撃の適時三塁打を浴びた。続くジェーク・フレーリーを併殺に打ち取ったが、立ち上がりに課題が残った。

 その後は尻上がりに調子をあげ、3回は初回に安打を許したデラクルスから三振を奪うなど、二者連続三振を含む三者凡退に抑え、4回も無失点に封じた。この日は4回4安打2失点の内容となった。

 山本はオープン戦初登板となった2月20日(同21日)のカブス戦では2回途中無失点の好投、ただ続く2月26日(同27日)のブルワーズ戦では3回途中4安打3失点と崩れていた。
  
 この日も立ち上がりは変化球の制球に苦しみ、高めに浮いたところを痛打されるシーンが目立った。3回以降は持ち直したが、18日に東京で行われるカブス戦の開幕投手に内定しているため、今後も微調整が求められそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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