佐々木が持ち味発揮の5奪三振のデビューを飾った(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が現地時間3月4日(日本時間5日)、レッズとのオープン戦で実戦初登板を果たし、3回2安打無失点5奪三振という内容だった。
【動画】佐々木朗希がオープン戦初登板!見逃し三振を奪うシーン
5回からマウンドに上がった右腕は、先頭打者を99マイル(159.3キロ)で遊ゴロに打ち取り、右前打と死球で一死一・二塁のピンチを招いたが、1番のフリードルにはスライダーで見逃し三振、2番のマクレーンもカットボールで見逃し三振を奪って連続三振。
6回は先頭のデラクルーズに二塁打を浴びたものの、4番のヘイズに対してはフルカウントから外角へ98マイル(158キロ)の直球で見逃し三振を奪うと、『MLB公式サイト』はXで「エグい」と表現した。
その後、暴投で二死二・三塁とピンチを招いたが、続く打者を一邪飛でこの回も無失点で終えた佐々木は7回もマウンドに上がり、三者凡退に抑える。3回無失点5奪三振で実戦初登板を飾った。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで、佐々木がスプリットでフリードルから三振を奪うシーンを添えて、「彼の特長であるスプリットは厄介に見えた」と投稿。
走者を出しながらも、160キロ近い直球と切れ味鋭いスプリットでレッズ打線を抑え込んだ。メジャー初の実戦マウンドで佐々木らしい上々のデビューを飾った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]