佐々木朗希のスプリットに米国も衝撃を受けた(C)Getty Images

 圧巻のデビュー戦といえる。ドジャースの佐々木朗希が現地時間3月4日(日本時間5日)のレッズ戦に2番手で登板し、3回2安打無失点3奪三振の成績だった。

最速は99.3マイル(約159・8キロ)を計測した。

【動画】狂っている!佐々木朗希のスプリットに米国も衝撃

 『MLB公式サイト』は「ササキは投手としての成長がまだ終わっていないことを率直に認めてきたが、野球界はドジャースと契約して以来、彼がどのように成長したかを見る機会がほとんどなかった」とし、この日の登板を待ちわびていたようだった。

 佐々木は初回、先頭打者を99マイル(159.3キロ)のフォーシームで遊ゴロに打ち取り、最初のアウトを奪った。同サイトによれば、この日は「フォーシームで平均球速98マイル、スプリットで平均球速85.8マイル、スライダーで平均球速83.3マイルを記録した」という。

 そして、「主にフォーシームとスプリットを投げ、スライダーは3つだけ混ぜた。46球を投げ、26球をストライクにし、相手打者から8つの空振りを奪った。驚くべきことに、そのうち7つの空振りはスプリットによるものだった」と説明し、佐々木の魔球・スプリットがいかに効果的だったことを伝えた。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』もXで、レッズのジェーク・フレーリーからスプリットで空振りを奪う場面の映像を添えて「ロウキ・ササキは狂っている!」と独特の表現で切れ味鋭いスプリットを称えた。

 米国も衝撃を受けた佐々木のデビュー戦。特に持ち味のスプリットは、メジャーでも通用するこことを証明したように思える。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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