大谷らスター選手を擁するドジャースが本命なのは間違いないが…(C)Getty Images
現地時間3月4日(日本時間5日)、MLB公式サイトのウィル・リーチ記者は、「地区ごとに2025年シーズンを大胆予想」と題した特集を掲載。その中でナ・リーグ西地区は、大谷翔平や山本由伸、佐々木朗希らを擁すドジャースに注目し、「少なくとも勝率が過去7年間で最低の水準になるだろう」と厳しい見解をつづった。
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昨季、30球団で最高勝率.605(98勝64敗)を記録しているドジャース。さらに遡れば、23年が.617(100勝62敗)、22年が.685(111勝51敗)、21年が.654(106勝56敗)、20年が.717(43勝17敗)、19年が.654(106勝56敗)と高い勝率をキープし続けており、これらを踏まえたリーチ記者によれば、「そもそもハードルが非常に高い」という。
また記事内では、18年の.564(92勝71敗)、16年の.562(91勝71敗)より低い勝率で終わる可能性も示唆し、「今オフに積極的な動きを見せたが、そのケースはあり得る」と分析。「このチームは、おそらくあなたが思っているよりもずっと静かに、年を重ねてきた」と続け、30歳未満の先発野手が少ないことも懸念点の一つに挙げている。
それでも層が厚い先発ローテーションなど、ドジャースの充実した戦力に触れ、「凄まじいチームになりそうだ」と称賛しているリーチ記者。「ここでは、みんなが思うほど支配的なチームにならないと予測する」と強調し、「しかし18年、16年の低迷シーズンに彼らがどんな結果だったか? これらの年もナ・リーグ西地区を制している」と記していた。
なお、この他に記事内では、「ア・リーグ東地区 ヤンキースがポストシーズンを逃す」「ア・リーグ中地区 プレーオフ出場が1チーム」「ア・リーグ東地区 フリオ・ロドリゲスがリーグMVP」「ナ・リーグ東地区 ブレーブスがポストシーズン第1シードに」「ナ・リーグ中地区 レッズがカブスより上位に食い込む」と予測されている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]