前川が早くもOP戦3号を放った(C)産経新聞社

 阪神の若きロマン砲、前川右京の勢いが止まらない。

 7日に行われたDeNAとのオープン戦(甲子園)。

「3番・左翼」で先発した前川は初回一死一塁の打席、カウント2-1から相手エース左腕の東克樹のツーシームをしっかり捉え、2試合連続、オープン戦3号となる先制の右越え2ランを放った。打球は阪神ファンが集う右翼ポール際に突き刺さり、虎党も大盛り上がりとなった。

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 前川は3回の第2打席も無死一、二塁の好機に外角低めのストレートを捉え、レフト線へヒットを放つなど、これでオープン戦出場4試合目にして、すでに3本塁打と勢いが止まらない。打率も1打席目終了時点で5割超と好調をキープしている。
 
 前川は今季がプロ4年目、昨季は116試合に出場、打率.269、4本塁打、49打点。今春のキャンプではさらに一回り大きくなった下半身にも注目が高まっていた。

 この日の快進撃、本塁打にはX上でもファンの間から「えげつな!」「これでまだ21歳なの?」「虎の未来は明るい」など、高卒4年目シーズンで順調なステップを歩んでいる若きロマン砲に驚愕の声が次々と飛び出している。 

 藤川球児監督の構想では開幕6番想定となっている若虎がV奪回への使者となるか。期待が高まる一方だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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