5月22日(月)までに、個人Instagramアカウントを開設し話題になったK‐POPガールズグループ“aespa(エスパ)”。5月29日(月)時点で、メンバー4人とも、フォロワー数が250万人を超えており、特にカリナは300万人を超えるフォロワーを獲得しています。
■メタバースアイドル「aespa」とは
aespaは、これまでBoAや少女時代などの人気ガールズグループを生み出してしてきたSMエンターテインメントから、2020年11月17日にシングル『Black Mamba』でデビューした、4人組のガールズグループ。同事務所からRed Velvet以来6年ぶりに誕生したガールズグループで、カリナ、ウィンターの韓国出身の2人と、中国出身のニンニン、日本出身のジゼルで構成されています。
aespaというグループ名は、“Avatar X Experience”を表現した「ae(正しくはラテン文字の合字)」と、両面という意味の英単語「aspect」を結合して作られた造語。「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をベースにした、“メタバースグループ”として活動をしています。
この彼女たちのコンセプトはこれまでのK‐POPアイドルにはなかったもので、デビューの際には、aespaの仮想世界でのアバター「ae‐aespa(アイ‐エスパ)」4人も公表され、大きな話題になりました。“バーチャルとの融合”、“メタバースという活動拠点”と、これまでもK‐POP界の最先端を目指してきたSMらしい究極のグループでもあったのです。
また、少女時代やRed Velvetなど独特な世界観を持ちながらも、かわいらしさやとっつきやすさなど、アイドルの王道路線を外さないガールズグループが多かったSMの中で、aespaは“ガールクラッシュ”路線でデビュー。崇高な雰囲気がある中にどこか毒々しさもあり、それが彼女たちの大きな魅力につながっています。
■個人インスタ開設で人間味のある魅力も?
そんな、どこか人間世界から離れた雰囲気のあるaespaですが、メンバー4人による初旅行に密着したバラエティー番組『aespaのSynk Road』では、ゲームやハンググライダー、ジップラインを楽しむ姿が映し出され、年相応にわちゃわちゃする様子を見ることができます。
また、5月12日(金)に韓国KBS 2TVで放送された育児バラエティー番組『スーパーマンが帰ってきた』には、カリナとウィンターが登場。初の育児に専念するために、ネイルもアクセサリーも外した姿で、赤ちゃんのハプニングなどに奮闘する様子は、ステージでのaespaの姿とは全く違う、親近感が湧くものでした。
さらに個人Instagramも開設され、メタバースの世界から現実の世界に戻ってきたaespaの魅力を知る機会がどんどん増えていくことが予想され、“人間らしいaespa”の魅力にノックアウトされる人も増えそうです。
■K‐POPグループとして初めてカンヌに
最近では、5月8日(月)にリリースされた3rdミニアルバム『MY WORLD』のタイトル曲「Spicy」での韓国での音楽番組活動を、5月21日(日)放送の『人気歌謡』で終え、IVEやLE SSERAFIMなどの強豪グループを抑えて音楽番組4冠を達成。 さらにアルバムは初動169万8784万枚を突破(CD売上集計サイト「HANTEO CHART」基準)し、歴代K‐POPガールズグループ初動1位となりました。“戦国時代”と言われるK-POPガールズグループでのトップを爆進しています。
さらに日本でも、8月5日(土)と8月6日(日)の2日間、東京ドーム公演『aespa LIVE TOUR 2023 ‘SYNK:HYPER LINE’ in JAPAN ‐Special Edition‐』の開催を予定。本国デビューから2年9ヵ月での初の東京ドーム公演は、海外アーティスト最速という記録で、日本での人気も加速中です。
そんなaespaは、フランスのカンヌで開催されていた第76回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットにK‐POPグループとして初めて来場。アンバサダーを務める「ショパール」のジュエリーを身につけ、華やかなドレスをまとった4人の姿は「美しすぎる!」とSNSでも話題になっています。
今後もバーチャルの世界も含めた大きな世界での活躍の場を広げていくだろうaespa。これからの活動にますます注目ですね。