TWICEのリーダーでメインボーカルのJIHYO(ジヒョ)がソロデビューすることが決定。8月18日(金)に1stミニアルバム『ZONE』がリリースされることが、6月26日(月)に、TWICE公式SNSで発表されました。

今回は、TWICEでNAYEON(ナヨン)に続き、グループ2番目のソロデビューが決まった、ジヒョのこれまでとその魅力を深掘りしてみたいと思います。(文=西門香央里)

■長い練習生時代を経てデビュー

 ジヒョは、1997年2月1日生まれの現在26歳。まだまだ若いジヒョですが、JYPエンターテインメントの練習生になったのは、なんと8歳の時でした。TWICEとしてデビューしたのが2015年の18歳の時なので、10年もの長い間、練習生生活を過ごしていたことになります。

 グループでは、リーダーとメインボーカルを担当。TWICEが生まれたリアリティー番組『SIXTEEN』で演歌を披露した際に、JYPの代表でありプロデューサーであるパク・ジニョンから「熟練ぶりが光っていた」と言わせるほど、ファンキーなダンスミュージックから、しっとりとしたバラードまで、どんな曲も歌いこなせる歌唱力があります。そのパワフルボイスはTWICEの要となり、ONCE(TWICEのファンのこと)たちを魅了しているのです。

 最近では「Billboard Women In Music Awards 2023」で、「MOONLIGHT SUNRISE」のパフォーマンス中に、マイクの音が出なくなるトラブルが発生する中で、周りの音に負けない声量の生歌を披露した姿が話題に。その歌唱力のすごさにSNSでも「マイクトラブル起きてもこの声量なのさすがすぎる…」「『ジヒョちゃんすげぇかっけぇ』ってなった」「腹の底からの地声かつ美声を響かせるジヒョちゃんに痺れまくった」など絶賛の声が集まっていました。

 また、パフォーマンス力のみならず、リーダーとしても個性的な8人のメンバーをまとめていく力を持っているのがジヒョの魅力。TWICEのリーダーは、無記名での投票で選ばれたそうで、その時に1番票が多かったのが、ジヒョでした。また、パク・ジニョンが掲げるアーティストに必要な3つの要素「真実、誠実、謙虚」を満たしているということで、『SIXTEEN』での性格投票でも1位を獲得しており、メンバーからの信頼は厚いのです。


 そして、ジヒョといえば周囲を笑顔にする明るい性格が、メンバーやファンなど、多くの人を魅了しています。

■誰もを魅了する明るいエキゾチック美人

 有名なのは、メンバーのサナが行っていた生配信Vライブでの事件。ジヒョと一緒に配信を行おうとカメラを切り替えた瞬間、画面に映ったのは全力で変顔をしているジヒョの姿でした。すかさずカメラを切り替えるサナですが、笑いが止まりません。実はジヒョはライブ配信ではなく写真撮影だと思っていたのです。世界中に自分の変顔が配信されてしまい、「みんな忘れて」と訴えます。アイドルなのに変顔をしてしまうという、飾り気のない性格が、多くの人たちを引きつけるのかもしれません。

 そんな周りを明るい空気にしてしまうジヒョも、『SIXTEEN』の頃から体型について度々批判を浴びることが多くありました。周囲から「太りすぎ」「重量挙げの選手」などと言われ、つらい思いをしてきたようです。その後、彼女は運動や食事管理などのさまざまな努力を重ね、約10kgのダイエットに成功。現在もその体型をキープしている様子からは、ジヒョの強い意志を感じます。

■ソロではパワフルボイスを期待!

 10年という長い練習生期間から、TWICEでのデビューを経て、いよいよソロ歌手としてデビューを果たすジヒョ。
公開されているティザー映像やティザーポスターには「Killin’ Me Good」というコピーがつづられているほか、車のバックミラーに映ったリップを塗るジヒョの姿や、顔の一部をモザイクで隠したジヒョの姿が映し出されています。その様子はどこかセクシーで、TWICEとは違う顔を見せてくれそうな予感がします。

 日本でのスタジアムツアーを大盛況のうちに終了したTWICEは、現在もワールドツアーの真っ最中。そんな忙しい中で準備を進めてきたであろうジヒョのソロ活動に、期待が高まります。

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