長崎・佐世保市にある“ハウステンボス”は、ヨーロッパの街並みをテーマとした広大なテーマパーク。四季の花々やイルミネーションを鑑賞したり、さまざまなアクティビティを満喫したりと、1日を通して楽しむことができる施設です。

そんな本施設には、園内各所へのアクセスに秀でている4つの直営ホテルがあります。今回クランクイン!トレンドは、直営ホテルの中でも最上級の“ホテルヨーロッパ”に宿泊。クラシカルな館内や豪華な朝食、思わず感動したサービスなどを紹介します。

■無料のクルーザーでホテルにチェックイン!

 今回宿泊したホテルヨーロッパは、オランダの首都、アムステルダムにある100年の伝統を誇る同名ホテルを一段とグレードアップして再現した宿泊施設。19世紀のオランダの邸宅を思わせるヨーロピアンテイストのホテルで、館内に1歩踏み込めば、まるで本当に外国に遊びに来たかのような気分を味わえます。

 何よりまず驚くのがチェックイン方法。ホテルは海の上に浮かぶように建っているため、無料のクルーザーに乗ってハウステンボスのウェルカムゲート(入国)からホテル入口まで移動することができるのです。イルミネーションが輝き、季節の花が咲く園内をクルーザーで移動するのは何とも贅沢…! まるでドラマのワンシーンを体験しているかのようでした。

■クラシカルな客室にうっとり

 心地よい船旅を経てホテルに到着。館内には季節の花々が飾られており、入口すぐのラウンジでは生演奏が行われていました。

 そして今回はスタンダードタイプの客室に宿泊。ホテルの内海に面した部屋で、窓を開けるとクルーザーが着岸する様子や日の光に照らされて輝く海が見え、「本当にここは日本…?」と戸惑うほど海外チックな光景が飛び込んできます。


 客室内は赤を基調としたクラシカルな内装で、まるで海外ドラマで憧れた空間が広がっていて思わずドキドキしてしまいました。個人的に感動したのはゴミ箱のデザイン。どうしても日常を感じやすいアイテムですが、本ホテルは緑の陶器製のゴミ箱を使用しており、空間の格式にマッチしていたのです。

 また、アメニティーも充実しており、化粧品(クレンジング・洗顔・化粧水・乳液)などの必需品はもちろんのこと、加湿器、除湿器、空気清浄機といった快適に過ごすためのアイテムも用意されています。

 ちなみに本施設では、ウォーキングシューズやオペラグラスのレンタルも実施しているそう。細かいところまで気配りの良さを感じます。流石、最上級のホテル…!

■朝食がすごすぎる

 それから、本ホテルで特に見逃せないのが朝食です! ホテル1階にあるラウンジ「アンカーズラウンジ」では、シェフ特製のオムレツや地魚のお造り、国産牛のしゃぶしゃぶ、長崎のご当地食材を使用したメニューなど豊富なメニューが並ぶ和洋ブッフェ形式の朝食を満喫することができます。

 中でもおすすめなのが国産和牛のしゃぶしゃぶ。ブッフェで提供されているものとは思えないほど肉厚なお肉を使用しており、嚙むほどに口の中にじゅわっと肉の旨味が広がります。ポン酢、ごまだれ、もみじおろしとタレの種類も豊富なので、ぜひいろいろな食べ方を満喫してみましょう。

 またブッフェでは、朝からシャンパンを提供! シャルドネを100%使用したフルーツ感あふれるシャンパンと、アルコールが苦手な人向けにフルーティーなノンアルコールシャンパンの2種類が用意されています。朝の陽ざしの眩しさを感じながら味わうシャンパンは幸せの一言でした。


 このほかにも、長崎名物のカステラ、ボイルドエッグなどの温製料理、採れたて野菜なども用意。大人も子どもも大満足のラインナップとなっています。

 ハウステンボスへのアクセスも抜群で、まるで海外旅行気分を味わえるホテルヨーロッパ。長崎空港とホテルヨーロッパを直通で結ぶ無料のエアポートバスの運行や、ハウステンボスからホテル入口までの荷物配送サービスなども実施しており、観光の拠点にぴったりのホテルとなっています。ホテル選びに迷った際はぜひとも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?

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