“バスと過ごす”をコンセプトにした1日1組限定の宿泊施設“ばすてい”が、11月17日(金)から、静岡・伊豆町にオープンする。

■バスを使った唯一無二の空間

 今回オープンするばすていは、築73年の“宇久須(うぐす)案内所”と路線バスとして活躍していた中型バス車両を一体的にリノベーションした1日1組限定の宿泊施設。



 旧案内所建物には、飲食が可能なダイニングルームをはじめ、調理器具を備え付けたキッチンや、ベッドルーム、浴室、トイレ、洗面などを用意。いずれも、内装の見た目をほとんど変えずに補修しており、当時の名残があるどこか懐かしい空間となっている。

 一方レトロカラーの路線バス内は、中央から後方に座席を向かい合わせたボックス席やベッドを配置。運転席に座ってハンドル操作をしたり、降車ボタンを何度も押したりと、移動手段としてのバスとは異なる唯一無二の空間で特別なひと時を過ごすことができる。

 さらに、地域の民宿や漁協の協力のもと海の幸を盛り込んだ食事セットも用意。食材は事前予約が必須で、仕入れ状況によって食事の内容が異なるそうだ。

【「ばすてい」概要】
オープン日:11月17日(金)

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