ジブリパークの新エリア「もののけの里」が、11月1日(水)に、愛知・長久手市にある愛・地球博記念公園にオープン。映画『もののけ姫』で描かれた和風の里山的風景をイメージしたエリアがついに公開となった。
■和風の里山的風景をイメージ
今回オープンした「もののけの里」は、『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとに和風の里山的風景をイメージしたエリア。愛・地球博記念公園で里山づくりに取り組む「あいちサトラボ」の区域に隣接し、一体となった景観が広がる。
エリア内には、「タタラ場」(体験学習施設)や「乙事主」(滑り台)、「タタリ神」(オブジェ)のほか、「もののけの里 休憩 処」(売店)を用意。
草屋根が敷かれた「タタラ場」では、開園時には、愛知などの山間部を発祥とする郷土料理・五平餅の炭火焼体験が別途有料で体験できる。
また、作品に登場するキャラクター、乙事主をモチーフにした滑り台(全長約7.6m、高さ約3.4m)や、タタリ神を模したオブジェ(全長約9m、高さ約2.8m)とインパクト大な遊具とオブジェも設置。
さらに「もののけの里 休憩 処」では、乙事主やタタリ神のマスコット、干し肉をはじめとした「もののけの里」にちなんだオリジナル商品に加え、ほっとひと息付ける飲料などを取り扱う。エリアの雰囲気に合わせた石置屋根仕様の本建物は、2005年開催の愛知万博(愛・地球博)の頃、「サツキとメイの家」(現在の「どんどこ森」内)隣に建てられた管理棟を移築したものだ。
ちなみにジブリパークでは、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリアを昨年11月から営業中。2024年3月16日(土)には新たに「魔女の谷」が開園予定だ。
【「もののけの里」概要】
オープン日:11月1日(水)