ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、11月6日(月)からパーク内のレストラン6店舗で、「プラントベースメニュー」の導入を開始。これまでは特別メニューとしてリクエストベースで提供してきた「プラントベースメニュー」をグランドメニューとしてラインナップする。



■すべてのゲストが選べるように

 今回提供される「プラントベースメニュー」は、食品添加物を含む二次原材料までに動物性原材料(肉、魚介類、卵、乳製品、はちみつなど)を使用せず、植物由来の原材料を使用したメニュー。

 これまでも食事面での配慮が必要なゲストには、申し出に応じて特別メニューを提供してきたが、今後は導入各店舗において、グランドメニューとして「プラントベースメニュー」がラインナップされ、すべてのゲストが選べるようになる。

 11月6日(月)から「プラントベースメニュー」をグランドメニューとして導入するのは、「フィネガンズ・バー&グリル」「ビバリーヒルズ・ブランジェリー」「キノピオ・カフェ」「パークサイド・グリル」「アズーラ・ディ・カプリ」「三本の箒」の6店舗。「フィネガンズ・バー&グリル」の「ひよこ豆のコロッケ トマトサルサ添え」と「ビバリーヒルズ・ブランジェリー」の「ミックスベリーのサラダ」は今回からの新メニューだ。

 店頭に掲出されるメニュー表や公式ウェブサイトには、統一したグリーンのアイコンを「プラントベースメニュー」に表示し、わかりやすく案内していくという。今後2024年にかけて各レストランへ順次拡大予定だそうだ。


 「プラントベースメニュー」を開発したフードサービス部開発担当シェフ、片岡孝介氏は、連日、世界中からたくさんのゲストを迎えているパークでは、食事面でも多様化するゲストのニーズや嗜好に対応したメニューをさらに展開していく必要があり、今回の「プラントベースメニュー」導入に至ったと説明。

 「知らなかった」「わざわざ問い合わせしなければならない」とこれまで不便をかけていた場面もあったとコメントしつつ、「今回の導入を機に、どなたでもお選びいただける豊富なメニュー展開をさらに加速させ、多彩な食体験もパーク体験の一つとしてより楽しんでいただければと願っております」と語った。

【「プラントベースメニュー」概要】
導入日:11月6日(月)