東京・豊洲にある豊洲市場の場外エリアに、温浴棟と商業棟の2つの魅力を持つ新施設“豊洲 千客万来”が、2月1日(木)オープンします。今回クランクイン!トレンドは、1月29日(月)に実施されたメディア向け内覧会に参加。
■“豊洲 千客万来”とは?
今回誕生した豊洲 千客万来は、江戸の街をイメージしたエリアに約70軒の飲食店が並ぶ“豊洲場外 江戸前市場”と、24時間営業の温浴施設や宿泊施設がある温泉棟“東京豊洲 万葉倶楽部”から成る、東京の新名所として期待されるスポット。
まず注目したいのがアクセスの良さ。建物はゆりかもめ・市場駅前と直結しており徒歩約4分の好立地にあります。豊洲PITや有明アリーナが近い新豊洲駅からも徒歩約10分ほどで、イベント前後でも利用しやすいでしょう。
そして温浴棟までの道のりには、商業棟「豊洲場外 江戸前市場」が広がっています。まるで江戸の街にタイムスリップしたかのような光景&活気に思わずテンションがアップ。豊洲市場に直結していることから、全国各地の新鮮な食材が集結するそうで、海鮮料理はもちろんのこと、さまざまなグルメ&スイーツの数々に目移りが止まりませんでした。
■都内にいながら2種類の天然温泉に入れる!
商業棟を道なりに進むと、温浴棟がある2階エントランスに到着。エスカレーターに乗り、フロントがある7階へ移動します。こちらでチェックインを済ませたら館内着の浴衣を選びましょう。「石楠花(しゃくなげ)」や「矢絣朱色(やがすりしゅいろ)」など名前もかわいい華やかなアイテムばかりで、どれにしようか迷う時間もワクワクしました。
館内着が決まったら大浴場がある6階へ。こちらでは、東京湾を望む開放感あふれる露天風呂や、3種類のサウナ(ドライ、塩、ナノミスト)が展開。館内の温泉は、専用トレーラーで箱根・湯河原温泉の湯を毎日運搬しており、都内にいながら名湯につかれる極上のひと時をすごすことができます。
また、感動したのがアメニティーのラインナップ。シャンプーやボディーソープなどの基本アイテムはもちろんのこと、シャンプーブラシ、シェービングフォーム(男性用)、メイク落とし洗顔(女性用)など、「あったらいいな」と思うアイテムがそろっています。手ぶらできても安心して過ごせる、おもてなし力の高さに脱帽です。
それから、温泉を満喫した後に欠かせないのがリラックスルーム。半個室のプレミアムルームから、女性専用ルーム、コミックを多数取りそろえたルームまで展開されており、いずれもゆとりあるリクライニングチェアで入浴後の体をゆったり休めることができます。
個人的におすすめなのが2階にあるリラックスルームで、少年・青年・少女などさまざまなコミックがずらりと並んでいます。温浴施設に行く際にコミックがあるか・種類が豊富かを最優先に選んでいる筆者も「これはすごい」と思わず感動するレベル。スタッフの方のおすすめも展示されており、個人的にコミックを読みに何度も通ってしまいそうです。
■岩盤浴&家族風呂も充実
それから温浴施設といえば岩盤浴も外せません。
中でもすごかったのが「空」。一歩足を踏み入れると大量のミストで目の前が見えないほどの空間が広がっており、まるで雲に包まれるような夢心地に…。心地よい温かさなので、いつまでも過ごすことができそうです。
このほかにも、貸し切りの家族風呂も展開。テレビを見ながらごろ寝ができるスペースに個室の風呂を備えており、中にはハート型の風呂もありました。家族風呂や岩盤浴も含めると風呂の種類が豊富で、「今度は岩盤浴も入ろうかな」「家族でゆったり過ごしたいから貸し切りの風呂に入ってみよう」とさまざまな選択肢があることもうれしいポイントです。
■泊まれるエリアも完備
さらに見逃せないのが全71室ある宿泊エリア! 1人で泊まれる「スタンダードルーム」から、露天風呂を完備した「スイートルーム」まで、さまざまなシーンに合わせた部屋タイプを取りそろえています。
中でも気軽に利用できそうな「スタンダードルーム」は、エアウィーヴのベッド、洗面台、YouTube対応のテレビ、冷蔵庫、ユニットバスをそろえたシンプルな作りで過ごしやすそうです。時期によって異なりますが、2名での利用で1泊朝食付きで約4万円前後で宿泊できるそう。
このほかにも、こだわりのグルメを味わえる「憩い処」や、韓国アカスリ、オイルトリートメント、中国式フットケアなど美と健康のためのサービスを受けられる「癒所」、360度パノラマで豊洲の景色を一望できる足湯庭園、“豊洲 千客万来”利用者なら無料で利用可能な足湯スポットなど、見どころ満載! さくっと温泉に入ったり、泊まってじっくり施設を堪能したり、疲れた足を無料の足湯で癒やしたり…シチュエーションに合わせてさまざまな楽しみ方ができそうです。東京豊洲 万葉倶楽部は、一度ならず二度、三度と足を運びたくなる魅力にあふれる、まさに東京の新名所にふさわしいスポットでした。