大阪・関西万博のドイツパビリオンが8月14日(木)に公式Instagramを更新。唯一の鉄道ルートである地下鉄・大阪メトロ中央線が、電車線のトラブルに伴う設備点検で、8月13日の夜から14日の早朝にかけて運転見合わせた影響で帰宅困難者が続出した件について、困難な一夜だったが「連帯の力は大切」だと振り返った。



■パビリオンスタッフも足止め

 中央線コスモスクエア駅から大阪港駅間の電車線のトラブルに伴う設備点検のため、13日の夜から14日の早朝にかけて全線で運転を見合わせた大阪メトロ中央線。

 その影響で帰宅困難者が続出し、会場で一夜を過ごす人たちも。中には、工夫しながら深夜ならではの万博の楽しみ方を満喫する人もおり、SNSでは「オールナイト万博」と話題になっていた。

 そんな「オールナイト万博」についてドイツパビリオンが公式Instagramを通じてコメント。「地下鉄の運行停止により、多くの来場者やスタッフが夢洲に足止めされ、わたしたちドイツパビリオンチームもその一員でした」と振り返る。

 続けて「困難な一夜ではありましたが、わたしたちチームは力を合わせて、長い待ち時間を過ごす方々に水やグミを配りました」と来場者へサポートを行ったことを報告。

 決して楽な状況ではなかったが改めて「連帯の力は大切」だと実感したといい、「明かりが消えたとしても、わたしたちは共に歩み続けます」とつづった。

 ドイツパビリオンは、循環経済(サーキュラーエコノミー)を体感できるパビリオン。同パビリオンのマスコット「サーキュラー」が人気を博しており、先日、併設するレストランでは「サーキュラー」のパンナコッタが登場した。

 引用:「German Pavilion at Expo 2025 Osaka」Instagram(@expo2025germany)

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