俳優の吉田鋼太郎が主演する土ドラ『おいハンサム!!』(東海テレビフジテレビ系/毎週土曜23時40分)の最終回が26日に放送され、源太郎(吉田)が娘たちに熱いメッセージを贈ると、ネット上には「めちゃめちゃ深い」「こんな素敵な言葉くれる父親いるの?」といった反響が巻き起こった。

【写真】愛娘たちを見送る源太郎(吉田鋼太郎) 『おいハンサム!!』最終回場面カット

 父・源太郎(吉田)は妻・千鶴(MEGUMI)や3姉妹の前で1年前に購入した宝くじの束を見せる。

源太郎は、宝くじを購入したことをすっかり忘れていた家族に対して“ひみつ”と書かれた封筒を出しつつ「この封筒の中には、その宝くじで当たった金額を調べて書いたメモが入っている。しかしその宝くじの賞金を受け取ることができた期限は昨日までだった」と言い放つ。

 源太郎は無効になった宝くじの束を前に、娘たちに当選金額が知りたいかを聞く。娘たちの間でも答えがまとまらないでいると、源太郎は「お前たちの人生は可能性に満ちている!」と一言。続けて人生は大きなことから些細なことまで選択の連続であることを説明しながら「無数にある“選択肢”の中で、選ばなかった選択肢、選ばなかった道、もしその道を歩いていれば、お前たちの身に起こったかもしれない何か。起こり得たかもしれない何か。
でもその道は選ばなかったんだから。現実にはもう決して起こることのない何か。その何かを、お前たちは知りたいか?知りたくないか?どっちだ?」と投げかける。

 源太郎が娘たちへ宛てた哲学的な言葉に、ネット上には「選ばなかった方の選択肢、知りたいなぁ自分は」「俺はどうだろ 知りたいか、知りたくないか 答え出ないや」などの声や「深いー深すぎるーー」「めちゃめちゃ深い」「もう高校の授業とかで流そうよこのドラマ」といったコメントが相次いだ。

 そしてラストシーン、3姉妹を送り出す源太郎は改めて“選択肢”の話をしつつ「そしてこれからも選び続けなさい!生き続けなさい!」と言葉を贈る。源太郎が愛娘へ宛てた渾身のメッセージで最終回が幕を閉じると、ネット上には「こんな素敵な言葉くれる父親いるの?わたしも欲しい」「素敵な家族だなあ」「なんか泣きそう」などの投稿や「いいドラマだったなあ…」「また観たい!続編熱望!!」「シーズン2待ってます!!」といった反響が寄せられていた。