長谷川博己×綾瀬はるか『はい、泳げません』、麻生久美子、小林薫ら追加キャスト発表 (2022年3月1日)

俳優の長谷川博己が主演を務め、女優の綾瀬はるかが共演する映画『はい、泳げません』に、追加キャストとして、麻生久美子、小林薫、阿部純子、伊佐山ひろ子、広岡由里子、占部房子、上原奈美が出演することが発表された。併せて、キャスト陣をそれぞれ捉えた場面写真も解禁された。【写真】長谷川博己、綾瀬はるから実力派キャスト集結！『はい、泳げません』場面写真 映画『花束みたいな恋をした』の製作プロダクション・リトルモアが新たに届ける本作は、泳げない男と泳ぐことしかできない女の、希望と再生の物語。原作は、ノンフィクション作家・高橋秀実の同名著書。監督・脚本を、映画『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が手がける。 主演の長谷川は、水に顔をつけることもできないほどのカナヅチなのに、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司役。水を怖がりジタバタとあがくコミカルな姿から、過去の喪失と向き合い苦しみながらも必死に前を向こうとするたくましい横顔まで、幅広い表情を見せる。綾瀬は、そんな主人公に水泳を教えるコーチ・薄原静香役。泳ぎを教えることに情熱をかける一方で、泳ぎ以外は不器用な変わりモノのコーチを演じている。 大学で哲学を教える小鳥遊雄司（長谷川）は、泳げない。水に顔をつけることも怖い。人間と水の関係についての頭でっかちな理屈ばかりをこねて、水を避けてきた雄司はある日、ひょんなことから水泳教室に通い始めることになる。訪れたプールの受付で、強引に入会を勧めたのが水泳コーチ・薄原静香（綾瀬）だった。静香が毎日教えるにぎやかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。 その日から、陸よりも水中の方が生きやすいという静香と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の、一進一退の日々が始まる。それは、ある理由で水を恐れることになった雄司の、苦しくも再生の日々だったー。 今回発表されたのは、長谷川と綾瀬の脇を固める追加キャスト陣。過去のある出来事によって雄司と別れることになった元妻・美弥子には、数多くの映画やドラマで活躍する麻生久美子。雄司の現在の恋人で小学生の息子を持つシングルマザーの奈美恵には、NHK連続テレビ小説『おちょやん』や映画『燃えよ剣』などに出演した阿部純子。 雄司が勤務する大学の先輩で、心理学を教える鴨下教授には、大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢栄一の父を好演したことが記憶に新しい小林薫。さらに、雄司と同じ水泳教室に通う中年女性たちには、映画やドラマ、舞台で名バイプレーヤーとして活躍する伊佐山ひろ子、広岡由里子、占部房子、上原奈美が参加。個性豊かで安定感のある豪華実力派キャストが集結した。 映画『はい、泳げません』は、6月全国公開。