ディズニー&ピクサー最新作のアニメ『私ときどきレッサーパンダ』(ディズニープラスにて3月11日配信開始)で、主人公メイを取り巻く愉快なメインキャラクターの日本版声優を、関根有咲、れいみ、田村睦心、安元洋貴、定岡小百合、木村皐誠、花江夏樹が務めることが発表された。

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 本作は、“ときどきレッサーパンダになってしまう女の子”を描く、じぶん解放エンターテインメント。

母親の前ではいつも”マジメで頑張り屋”のいい子だが、友達とハメを外して遊んだりする明るい自分を母親に秘密にしているティーンエイジャーのメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い、なんとモフモフなレッサーパンダになってしまう。

 そんなメイをいち早く受け入れ、常に行動を共にするのは3人の大親友たち。リーダー的存在のミリアム役を関根有咲、興奮すると止まらない少しぶっ飛んだアビー役をれいみ、いつも冷静沈着なプリヤ役を田村睦心がそれぞれ務める。

 関根は「ミリアムにとって、メイは楽しいことや好きなことが分かち合える最高の友達。ただ母親に対して“いい子ちゃん”なメイに思うところがあるみたいで…」と、母親の前で頑張りすぎる面をちょっぴり心配しながらメイの魅力を語る。れいみは「メイはレッサーパンダになって混乱しているのに、アビーのお願いを全て聞いてくれるんです」とメイの優しい一面を紹介。田村は「プリヤからみたメイはお母さんに縛られてるけどノリが良くて面白くて、一緒にいるとめちゃくちゃ楽しい、本当に大事な友達なんだなと感じました」と語っており、親友3人とメイとの深い絆がうかがえる。

 また、メイを語る上で欠かせないのが家族の存在。安元洋貴はメイの良き理解者である父親ジンを担当し、「メイは可哀想な運命を背負わされています、が、そこに打ち勝とう、笑おうとする力を持った素敵な娘」と説明。定岡小百合は、メイのおばあちゃん役を担当し、「メイは運命に翻弄されながらも、自分と向き合い、ありのままの自分を肯定して、生きるエネルギーに変えていく。その姿は私達に沢山の勇気を与えてくれると思います」と語っている。

 そして俳優としても活躍する13歳の木村皐誠は、ちょっと意地悪なメイのクラスメート、タイラーを演じ、「僕も今年で13歳。
メイの気持ちは沢山共感でき、本当の自分をしっかり大事にします!!」と、同年代として共感できる部分について語った。また、花江夏樹は、メイが憧れる青年デヴォンを演じ、「担当したのはどこか冴えないけれどメイちゃんにとっては魅力的な大人の男! という男の子です。割とコミカルなシーンが多かったので演じていて楽しかったですね」と話している。

 アニメ『私ときどきレッサーパンダ』は、ディズニープラスにて3月11日より独占配信。

 日本版吹替声優陣のコメント全文は以下の通り。

<日本版吹替声優陣 コメント>

■(メイの親友)ミリアム役/関根有咲

 ミリアムの日本語吹替を担当させていただきました、関根有咲です。オーディション合格の報せから収録まで、嬉しさと緊張で気持ちが落ち着かない日々を過ごしました。大好きなディズニー&ピクサー作品に携われてとっても嬉しいです! 夢がひとつ叶いました!

 主人公・メイの友達のひとりで、個性の強いメンバーをまとめるリーダー的存在のミリアム。いわゆる常識人ポジションですが年相応の可愛らしさやノリの良さも持っています。ミリアムにとってメイは、楽しいことや好きなことが分かち合える一緒にいるのが当たり前な最高の友達。ただ母親に対して“いい子ちゃん”なメイに思うところがあるみたいで…。

 この作品を通じてたくさんの方々に、家族や友達そして自分への“愛”の在り方を見つけてほしいです。
ぜひご覧ください~!!

■(メイの親友)アビー役/れいみ

 「アビー役に決まりました」とご連絡を頂いた時は、よし、一旦落ち着こう。え? 私!? と声に出てしまいました。あまりにも嬉しい気持ちと信じられない気持ちが入り混じり、これは夢かもしれない!と三日間何度も連絡のメールを見返してました。

 アビーはとにかく自分に素直な性格で、凄く感情の起伏が激しく、何事にも常に全力で、その全力さ故に周りが見えなくなってしまうんですが、そんなアビーが可愛く思いました。私と性格が似ている部分もあるので、とても演じやすかったです。

 そんなアビーを文句の一つも言わず、わがままに付き合ってくれるメイはなんて優しいんだろうと思いました。自分はレッサーパンダになって混乱しているのに、アビーのお願いを全て聞いてくれるんです。キャラクター一人一人の個性が全く違うので、どの子からも目が離せません! 私自身も、「自分らしさ」について学べました!

■(メイの親友)プリヤ役/田村睦心

 声が低くてちょっとかっこよさげにみえるプリヤですが、わりとダサめな女の子と聞いてすごく面白いなと思いました! プリヤはちょっとぶっきらぼうにみえるのですが、すごく優しいし、自分が良いと思ったものをはっきり言える素直さがあります。みんな個性的ですが楽しそうですがプリヤを演じる事ができてとても楽しかったです!

 プリヤからみたメイはお母さんに縛られてるけどノリが良くて面白くて、一緒にいるとめちゃくちゃ楽しい、本当に大事な友達なんだなと感じました。大きくなってもこの4人の友情がずっと続いて欲しいなと思いました。

■(メイの父親)ジン役/安元洋貴

 設定、キャラクター、全てが個性的で映像美も凄まじい。そんな世界の一部になれるということは本当に幸せなこと。
出演が決まった時は心底嬉しかったです。ジンは一見地味で平凡な男に見えます。パワフルな奥さん、思春期真っ只中の娘。一族。全部に振り回されて、かつ、受け止めていく。でもそれって愛情と理解のなせる技だと思います。そういうところが僕個人としてはとても好きです。メイは可哀想な運命を背負わされています、が、そこに打ち勝とう、笑おうとする力を持った素敵な娘。是非皆さんにうちの愛娘を愛していただきたいですね(笑)。

■メイのおばあちゃん/定岡小百合

 幼い頃からずっと、絵本や映画、テレビで、ディズニー作品を見て育った私にとって、ディズニー&ピクサーの新作オーディションに受かった事は、この上なく幸せでした。

 私が演じさせていただいた、メイのおばあちゃんは、厳しいけれど、深い愛を、いっぱい持った人。いざという時に頼りになる、力強い、一族のまとめ役。
一族の宿命を背負ったメイの事は、ずっと心配していましたが、メイは運命に翻弄されながらも、自分と向き合い、ありのままの自分を肯定して、生きるエネルギーに変えていく。その姿は、困難な時代を生きる私達に、沢山の勇気を与えてくれると思います。

■(メイの同級生)タイラー役/木村皐誠

 タイラー役の木村皐誠です。決まった時は率直に超嬉しかったです!初めて台本と映像を見た時、タイラーのひょうきんな所とかまさに『自分じゃん』って(笑)。大役に自分のキャラそのままを思いっきり活かして演じられた事がさらに超超超嬉しかったです!!

 タイラーは、メイと同じ中学の同級生。キザでカッコつけててとにかくやんちゃ。でもその中にある子供らしさがとても魅力的で、自分らしさを探すメイとの関わりもどう変化していくのか?も面白い所です。僕も今年で13歳。メイの気持ちは沢山共感でき、本当の自分をしっかり大事にします!! そしてタイラーは最高のタイラーになったと思います!! ちょっと生意気なタイラー君ですが暖かく見守ってあげて下さい(笑)。

■メイの憧れの青年・デヴォン役/花江夏樹

 担当したのはどこか冴えないけれどメイちゃんにとっては魅力的な大人の男!という男の子です。割とコミカルなシーンが多かったので演じていて楽しかったですね、ずっとCMだったりナレーションも担当しているので早く本編を最後まで観たいな~!とワクワクしております! 是非皆様もお楽しみ下さいね!

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