講談社「アフタヌーン」で2011年に連載された漫画『ぼくらのよあけ』の劇場アニメ化が決定。初秋の公開に向け、ティザービジュアルと特報映像が解禁され、原作者の今井哲也からコメントが到着した。



【動画】劇場アニメ『ぼくらのよあけ』特報映像

 『ぼくらのよあけ』は、講談社「アフタヌーン」で連載され、星雲賞候補にもなったSFジュブナイル漫画。舞台は2049年、宇宙とロボットが大好きで、地球に大接近するという彗星に夢中になっていた主人公の少年が、宇宙からきたという“未知なる存在”との出会いを描く。彼らに訪れた、前代未聞の極秘ミッションとは…?

 ティザービジュアルには、少年らが住む阿佐ヶ谷団地が怪しく輝く様子、その奥にひっそりとそびえ立つ給水塔。そして、光が差し込む団地の屋上に佇む少年とロボットの姿が描かれている。「きみを、待っていた。」という謎のコピーも添えられている。

 併せて解禁された特報映像では、ホルスト作曲の組曲『惑星』第4曲「木星」のフレーズに合わせて、ティザービジュアルにも描かれている団地屋上が美しく光り、徐々に朝陽が登る様子が映し出される。

 映画化を祝して、原作者・今井から描き下ろしイラストも到着。映画化について、今井は「『ぼくらのよあけ』は2011年に連載していたマンガです。現在は2022年ですね。物語はその現在よりもさらにもう少し先の未来が舞台になっています。空飛ぶロボットとかが出てきます。この作品がなんと今回劇場アニメ化されることになりました。
たくさんの方がすてきなアイデアを持ち寄って、作品がどんどん出来上がっている最中です。未来ってすごいですね。わくわくしています。みなさんもぜひわくわくしてください。」とコメントしている。

 劇場アニメ『ぼくらのよあけ』は、2022年初秋全国公開。

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