俳優の野村周平が主演を務める映画『ALIVEHOON アライブフーン』より、視線やしぐさから伝わる臨場感を濃縮した新場面写真15点が一挙解禁された。
【写真】野村周平らキャラクターの表情を追う『ALIVEHOON アライブフーン』新場面写真
本作は、eスポーツ日本一のレーサーがリアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。
今回解禁されたのは、野村をはじめ、吉川、陣内、青柳、福山たちの演技が光るシーンの新場面写真。
今回の撮影では、いつものように演技するだけではなく、運転するシーンなどその時々の状況に応じ、演じるキャラクターの心情を表現しないといけないため、監督と密に話し合いを重ね、撮影を進めたという。野村、陣内、青柳、福山の表情、視線、しぐさから、それぞれのキャラクターの感情がリアルに伝わってくる。
さらに、野村が演じる、人付き合いや運動が苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放ち、eスポーツレースで日本一を獲得した経歴を持つゲーマー・大羽紘一が、解散の危機にひんするドリフトチームの一員・夏美(吉川)に誘われ、初めて人に必要とされ感謝されることを実感したと話すシーン、夏美の父・亮介(陣内)に「ゲーム野郎に本物のドリフトができるわけないだろう」と詰められるシーンも。ドリフトNo.1を決めるドリフェスで連覇を達成しているチャンピオン小林総一郎(青柳)との出会い、ライバル・柴崎快(福山)とそのチームオーナー(土屋アンナ)が談笑する場面なども公開。さらにはTeam ALiVEのメカニックチームのチューンナップをしているシーン、リアルでドリフトの練習をしながらも、時間の許す限りバーチャルを最大限に利用して練習をこなす紘一と亮介のシーンなど、本編のストーリーが見えてくる数々の場面が切り取られている。
本作のもう一つの主役と言って過言ではないドリ車たちの走行シーンの新写真も初解禁。手に汗握る危険度MAXの走行シーンは、映像ではなく静止画だからこそ分かる、ぶつかりそうなスレスレの車体距離や、後続車がクラッシュしてしまうのではと思えるほどの爆白煙をあげながらドリフトをきめて走行するシーンの迫力をじっくりと見ることができる。
先日開催されたオートサロンで、本作の監修を務めた土屋圭市は「こんなに離れていて“追走”っていう? これを世界の人たちが観てこれ凄いなって言う? 世界50か国以上でドリフトのイベントが行われている今、(そういったイベントに出場している)人たちにこの映画凄いなって言わせないとなんの意味もない」と下山監督に何度も言ったという。このことからも分かるように、特に走行シーンは今までに類を見ない迫力ある映像に仕上がっている。
監修・土屋圭市の「CGを一切使いたくない」というリアルドリフトへのこだわりを、下山監督と撮影スタッフが徹底した撮影プランで見事に描写。本編にはドリフト仕様にチューンナップされたS15シルビア、GRスープラ、GRヤリスといったドリフトカーが登場。激しいバトルを繰り広げる。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』は、6月10日より全国公開。