今夜4月20日21時放送される井ノ原快彦主演のドラマ『特捜9 season5』(テレビ朝日系)の第3話に、SixTONES高地優吾がゲスト出演。どこか影のある一匹狼の若き舞台俳優を演じる。



【写真】Snow Man向井、深川麻衣が新たな化学反応を 井ノ原快彦『特捜9 season5』第1話場面写真

 2018年4月のスタート以来、難事件に挑む刑事たちの活躍のほか、その背景にあるそれぞれの人生模様を“縦軸”としてしっかりと描いてきた『特捜9』。新章である『season5』も、浅輪直樹刑事(井ノ原)を筆頭とした個性が強すぎることでおなじみの特捜班メンバーが、相変わらず衝突しながらも、事件解決という同じ意識を共有し、全力で捜査に当たる。

 今回、高地が演じるのは、殺害された著名な演出家の男性が手掛ける舞台の主演を決めるオーディションに最終選考まで残っている若き舞台俳優・白羽行人。一本芯が通り、ウソのつけない性格がゆえに、たびたび周囲と衝突。煙たがられる一面もあるが、バイトに励みながら役者道をまい進するなど、演技にかける思いは並々ならぬものを持っている。しかし、生粋の一匹狼な気質が災いし、容疑者として怪しまれて…。そして、なぜか特捜班の矢沢英明(田口浩正)から気にかけられるのだった。

 高地の父親は本作の前身ドラマ『警視庁捜査一課9係』の頃からのファンで、高地自身も父親と一緒に放送を見続けていたという。それだけに高地は、ゲスト出演が決まった時は「高地家にとって一番の喜びになる!」と、親孝行も視野に入れ準備してきたが、反対にファンだからこそ「父親からのダメ出しもすごそう」と複雑な心境を吐露した。

 そんな高地の現場での姿を、井ノ原も頼もしく見ていたようで「行人は“動ける人”でないと演じられないと思っていましたが、高地くんが扮すると聞いて、ピッタリだなと思いました」と回想する。

 今回は、井ノ原が指摘する「“動ける人”でないと演じられない」というコメントのゆえんでもある、アクロバティックな殺陣のシーンも。
高地の切れのあるアクションも見どころだ。

 高地は「師匠のような演出家の方に対して、その人が今まで築いてきたものから、新しい時代に塗り替えたいと思い、強い意思を示す際の行人の葛藤であったり、彼の芯の通った生き方であったりというのは、今の若い方にもきっと響いて、楽しんでいただけるはず」と自信をのぞかせる。

 ドラマ『特捜9 season5』は、テレビ朝日系にて毎週水曜21時放送。

 コメント全文は以下の通り。

<コメント>

■井ノ原快彦(浅輪直樹役)

 高地くんとは、これまでそれほど深い付き合いはありませんでしたが、テレビを見ての印象だと、SixTONESってセクシーで、若干“夜”っぽいイメージがあったんですね。その中でも彼は、どちらかというと、さわやかで“昼”の雰囲気があるというか…。僕も雰囲気は“朝か昼”の人間なんで(笑)、そういう意味で注目していたんです。

 今回、行人という役を誰が演じるのか、ギリギリまで聞かされていなかったのですが、高地くんだと知って、ピッタリだなと思いました。彼は俳優向きだと勝手に思っていましたし、今回の行人役は動ける人じゃないと演じられないですから。難しい役だと思いますよ。

 現場では特に声をかけるようなことはしませんでした。自由に伸び伸びやってほしかったし、そもそも、僕が合流した時には、すでに一役者として現場に溶け込んでいましたから。
遠くから頼もしく見ていましたね。

 今回、行人は、田口さん扮する特捜班メンバーの矢沢刑事と心のつながりを深めていきます。ふたりの関係性がどのように変化していくのか、楽しみにしていてください!

■高地優吾(白羽行人役)

 井ノ原さんは、カウントダウンのライブなどではお見かけしたことはもちろんあるのですが、あまり深く接する機会はありませんでした。ですので、視聴者の皆さんとほとんど同じ視線で「優しい大先輩」といったイメージを抱き続けていました。今回、ゲスト出演させていただいてご一緒できることは素直に嬉しかったですね。そして、『特捜9』に出ることが決まって、もうひとつ嬉しかったのは、実は僕の父親が『警視庁捜査一課9係』のころからの大ファンでして…僕も父親と一緒に放送をずっと見ていたんです。そういった作品に携われるのは本当に光栄ですし、今回のゲスト出演は高地家にとって一番の喜びになるのではないでしょうか(笑)。父親も必ずドラマを見ると思いますが、筋金入りのファンだけに、ダメ出しされないかが心配ですね(笑)。

 すでに『season5』まで続いているドラマですから、いわば“出来上がっている”雰囲気のところに入る恐怖心があったんですが、現場を知るマネージャーさんから「あったかいチームだから大丈夫!」と聞いていまして…実際に、キャストさんとスタッフさんのチームワークが見事でしたし、撮影のスピード感も、ほかの現場とは明らかに違いました。とても、新鮮な気持ちで挑めましたし、非常に楽しく撮影できましたね。

 僕が演じる行人は一匹狼の気質を持つ男です。師匠のような演出家の方に対して、その人が今まで築いてきたものから、新しい時代に塗り替えたいと思い、強い意思を示す際の行人の葛藤であったり、彼の芯の通った生き方であったりというのは、今の若い方にもきっと響いて、楽しんでいただけると思っています。
犯人捜しとあわせて、そのあたりもぜひ見ていただければ嬉しいです!

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