ディズニーの名コンビ、チップとデールが帰ってきた。1989年に公開された『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』での絶妙なコンビネーションで世界を席巻したシマリスのコンビが、今度は現代のロサンゼルスで大冒険。

彼らの新たな物語を描く『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』がオリジナル長編映画となってカムバックする。しっかり者のチップとお調子者のデールは性格も正反対なのに、相性抜群。今回はそんな凸凹コンビが主人公で大ヒットとなったアニメーション作品を3作品を紹介する。

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■ チップ&デール:『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』

 スクリーンデビューから長年経ってもなお愛され続ける2人。1943年4月2日に公開された『プルートの二等兵』でスクリーンデビューを果たしたチップとデール。初登場の時から抜群の相性でピンチを切り抜け、その頭の回転と愛らしいルックスでたちまち世界中の人気者となった。

 そんな彼らの代表作『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』(1989)から30年――彼らが現代のロサンゼルスにカムバックした。長年ずっと変わらない2人の性格は、いつも正反対。チップとデールが関わる事件は、波乱万丈の冒険や予想もつかない展開の連続だ。友達でありながらも、時には恋のライバルとして張り合う凸凹コンビだが、力を合わせたときのパワーは小さい体からは想像もつかないほど。結局最後は手を取り合い、華麗に事件を解決してしまうストーリーも彼らの作品の大きな魅力だ。

 本作では保険のセールスマンとなったチップと、CG手術を受けたというデールが、なんだかちぐはぐな雰囲気。
実写×CG×2Dアニメーションという<3つの世界>が入り混じる“ハイブリッド実写CGアニメーション”で、昔の仲間を救うために元祖凸凹コンビの2人が再始動する。30年の時を超えたチップとデールはどんな冒険を繰り広げるのか? 生まれ変わった2人に注目だ。

■ ウッディ&バズ:『トイ・ストーリー』シリーズ

 ディズニー&ピクサーが誕生させた王道バディのウッディとバズ。カウボーイ人形のウッディはアンディの一番のお気に入りだったが、突如最新式のおもちゃ「バズ・ライトイヤー」が現れ、主役の座が奪われそうに。張り合うウッディとバズは、ひょんなことからおもちゃいじめが趣味の少年シドに捕まってしまい大ピンチ!

 脱出作戦で力を合わせて頑張るうちに、やがて“友情の絆”が芽生えていくが…? 本作の見どころは、価値観の違う2人が徐々に心を通わせ、お互いを認め合うというバディ・ムービーの魅力が詰まっているところにある。おもちゃの役割を果たそうとするウッディと、自分をおもちゃだと思っていないバズが、ピンチを乗り越えるべく助け合ううちに、違う2人だからこそ最高のコンビだと気づいていく。

■ ジュディ&ニック:『ズートピア

 草食動物のジュディと、肉食動物のニックの共生や成長を描き大きな話題を呼んだ『ズートピア』。動物たちが人間のように暮らす楽園“ズートピア”を舞台に、“夢を信じる”ウサギの新米警官ジュディが、“夢を忘れた”キツネの詐欺師ニックと共に、楽園に隠れた驚くべき秘密に挑む感動のファンタジー・アドベンチャーだ。

 動物の世界でありながらも、人間と変わらない悩みや葛藤の中でそれぞれもがくジュディとニック。1人では立ち向かえないような大きな困難でも、2人コンビで助け合い、道を切り開いていく様子に大きな共感と感動が生まれた。肉食動物や草食動物の違いで何度もぶつかるが、冒険を続けていく中でジュディとニックは大切なことに気が付いていく。大人も子どもも一緒に楽しめる。


 ディズニープラスオリジナル長編映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』は5月20日16時よりディズニープラスで独占配信開始。

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