映画『キングダム』の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』より、90秒の最新予告映像が解禁。さらに、秦国随一の大物・呂不韋(りょふい)役で佐藤浩市、軍師・昌平君(しょうへいくん)役で玉木宏、中華最強とも自負する屈強な武人・蒙武(もうぶ)役で平山祐介の出演が発表された。



【動画】圧倒的なスケールで描かれる山崎賢人主演映画『キングダム2 遥かなる大地へ』90秒予告映像

 原作は、紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く原泰久の漫画『キングダム』(集英社)。2006年より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、累計発行部数8700万部超(2022年2月現在)を記録している。

 続編は前作に引き続き、佐藤信介が監督を務め、脚本は黒岩勉と原作の原泰久が担当。原作者自らが考案した映画オリジナルのシーンやセリフを加筆した。

 主人公の信役に山崎賢人、えい政役に吉沢亮、河了貂役に橋本環奈、王騎役に大沢たかおと豪華キャスト陣が再集結。また、「伍」の仲間達・羌かい役の清野菜名、尾平役の岡山天音、尾到役の三浦貴大、澤圭役の濱津隆之、秦軍の総大将・ひょう公役で豊川悦司が出演。さらに羌かいの姉である羌象役で山本千尋、縛虎申隊のメンバー・沛浪役にプロレスラーの真壁刀義も登場。主題歌は、Mr.Childrenの書き下ろし楽曲「生きろ」に。

 今回、新たなキャストが解禁された。商人の出ながらも、持ち前の頭脳と、圧倒的な財力で秦国の丞相にまで登りつめた野心家であり最大の権力者・呂不韋。秦王・えい政を補佐する名目の元、国の実権を裏で牛耳ると噂される秦国随一の大物を演じるのは、佐藤浩市。佐藤は「呂不韋という役はアクティブな部分での活躍ではなく、裏側にある政治的な部分で暗躍する存在。
含みを持たせつつ、作品が持つ動の部分をいかに盛り上げることが出来るのかを意識しました」と語っている。

 呂不韋陣営の中心人物で、秦軍の総司令官を務める軍師・昌平君を玉木宏が演じる。玉木は「今回、昌平君として『キングダム』に携われる事を知った時、嬉しさのあまり、すぐに吉沢亮君に連絡をしました。撮影現場は、当初に感じた気持ちと同様に士気が高く興奮しました。新たなキャストも加わり、更にスケールUPし、躍動感溢れる映画になっていると思います」と喜びを露わにしている。

 そして、昌平君同様、呂不韋陣営の中心人物で、我こそは“中華最強”と言い張り、秦国一の武人と恐れられる大将軍・蒙武を平山祐介が演じる。

 さらに、本作の新たな予告映像(90秒)が到着。「あなたさっきからずっと死地に立っているんですよ」と王騎将軍の声と共に映し出される荒れた戦場…。鳴り響く鬨(とき)の声、物騒な槍と盾、数多の兵士たちの姿―。初陣の信にとって、想像を遥かに上回る大きな戦が始まることを予感させる。そして、巧みな剣術で敵をなぎ倒していくも絶望の淵を彷徨う羌かいの悲痛な叫び声に響きわたる。そんな羌かいを鼓舞する強くて熱い思い、窮地に立たされた秦国軍に「勝負はここからだ!」と熱く周りの士気を上げる信。
その姿に、前作よりも格段に成長したことが感じられる。

 日本映画史上最大級のスケールで描かれる本作。軍と軍とがひしめき合う大規模なモブシーン、迫力の戦車隊のバトル、瞬きも許されないほどのスピーディなアクションシーンなど圧巻の映像が続々と登場している。

 また、本作のIMAX(R)、MX4D、4DX、DOLBYCINEMAでの同時上映も決定。佐藤信介監督は「公開期間中のみの、いわば期間限定の上映であり、この機会を逃せば後にも先にも鑑賞のチャンスはありません。巨大スクリーンと圧倒的な音響にふさわしい『キングダム2』を、最高の環境でぜひご高覧ください」とコメントを寄せている。

 映画『キングダム2 遥かなる大地へ』は、7月15日より公開。

 コメント全文は以下の通り。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

<コメント>

■呂不韋(りょふい)役:佐藤浩市

 前作を観た時に、動きがあるアクティブな要素をしっかりと映像化していると感じました。そういった部分も沢山の方からシンパシーを得られた部分だなと思います。ただ、呂不韋という役はアクティブな部分での活躍ではなく、裏側にある政治的な部分で暗躍する存在。含みを持たせつつ、作品が持つ動の部分をいかに盛り上げることが出来るのかを意識しました。
原作にある要素を自分たちなりに解釈して、いかに別の側面を見せることができるかを考えつつ、楽しみにしてくれている方たちの期待を裏切らずに、存在感がある魅せ方が出来るよう演じました。

■昌平君(しょうへいくん)役:玉木宏

 「キングダム」の原作も好きで、1作目の映画も公開後すぐに映画館で観ました。前作を観終わった後、感動と同時に、この作品はきっと、監督、キャスト、スタッフそれぞれが「キングダム」の世界を大切に、お客様に届けたいという強い使命感を持って臨んだんだろうと察しました。

 今回、昌平君として「キングダム」に携われる事を知った時、嬉しさのあまり、すぐに吉沢亮君に連絡をしました。撮影現場は、当初に感じた気持ちと同様に士気が高く興奮しました。

 新たなキャストも加わり、更にスケールUPし、躍動感溢れる映画になっていると思います。ご期待ください!

■監督:佐藤信介

 『キングダム2 遥かなる大地へ』は、今回、IMAX、ドルビーシネマ、MX4Dなど、複数のラージフォーマットで上映されます。こうしたラージフォーマット対応の劇場でご覧になれば、映画本来の楽しみである、巨大スクリーンと、超立体音響を余すところなく体感していただくことができます。

 この『キングダム2 遥かなる大地へ』は、まさしくラージフォーマットでの鑑賞を最初から目指して、制作されています。テレビやPC、スマホなどで日常的に親しんでいる映像、動画、これらの最大値、それは紛れもなく映画館で見る映画であり、それ以上はこの世に無いと言っていいかもしれません。そしてその中でもこのラージフォーマットの映画体験こそが、映像エンターテインメントの頂点と言えます。こればかりは、公開期間中のみの、いわば期間限定の上映であり、この機会を逃せば後にも先にも鑑賞のチャンスはありません。


 巨大スクリーンと圧倒的な音響にふさわしい『キングダム2 遥かなる大地へ』を、最高の環境でぜひご高覧ください。

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