乃木坂46が14~15日、1stシングル「ぐるぐるカーテン」からのデビュー10周年を記念したライブ「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」を、神奈川県・日産スタジアムで開催した。1期生から5期生まで、45名全員で挑んだ各日7万人、合計14万人を動員したグループ史上最大規模の公演。
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会場の東側と西側に別れて、各所でメンバーが客席へと近づいたアンコール。本編の一部でパフォーマンスをすでに披露していた生田、白石、西野に加えて、高山と松村も登場。サプライズに驚いた客席では、盛大な拍手が巻き起こっていた。
グループの定番曲である「ガールズルール」では、リリース当時にオリジナルのセンターを務めた白石が「日産スタジアム。出し切れ!」と観客を鼓舞した。
続く「ロマンスのスタート」では、在籍当時から西野を“憧れの先輩”と慕っていた与田祐希が、西野と共に花道を歩きながら涙。キャプテン・秋元真夏も手で顔を覆いながら涙を浮かべ、その隣では、生田がほほ笑みながら優しくなぐさめていた。
MCでは、秋元が「卒業生のみんなが駆け付けてくれました!」と元気よく紹介。卒業生が1人1人、感想を語った。
本編で現役メンバーと共に、自身最後の参加シングル表題曲「帰り道は遠回りしたくなる」を披露していた西野は「アンコールまでお邪魔させていただいて。
白石は、現役メンバーに「乃木坂11年目も、ずっとずっと第一のファンで応援し続けるから。これからもみんなで、頑張ってほしいなっていう気持ちで今日改めて、いっぱいになりました。本当に10周年おめでとう。そして、これからも頑張ってください」とエールを送り、生田は「私たちはもう卒業しちゃったけど、でも、ずっとずっと乃木坂ファミリーだから。だから、みんなも心配しないで、自分たちの力をどんどんどんどん発揮して、光り輝いてほしいなと思います」と願いを込めた。
松村は、卒業生が個々でも活躍している現状をふまえて「私たち、乃木坂46から始まったんだなって改めて感じられて。これからもね、みんな個々で頑張っているけど、やっぱり何かこのホーム感。私たちには『絶対、乃木坂があるんだ』って、安心して生きていけるなって思いました」と語り、最後は「乃木坂46大好きー!」と元気よく叫びあいさつを締めくくった。
卒業後に「初めて」客席からライブを見たという高山は「やっぱり、乃木坂最高です」とつぶやき、「メンバーの頑張り、スタッフさんのお力添え、そして、ファンのみなさんの会場づくりというので、感動した1日でした。