福山雅治が主演する「ガリレオ」シリーズの劇場版第3弾『沈黙のパレード』より、9名の新キャストが発表された。
【動画】『沈黙のパレード』特報
本作は、2007年にフジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ『ガリレオ』の劇場版第3弾。
行方不明になっていた女子高生が、数年後に遺体となって発見された。警視庁捜査一課の刑事・内海の説明によると、容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件で、無罪となった男。その男は今回も完全黙秘をつらぬき証拠不十分で釈放され、女子高生の住んでいた町に戻って来た。町全体を覆う憎悪の空気…。そして、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こる…。
この度、新たに「ガリレオ」シリーズを彩る新キャスト9名が解禁。
殺害された女子高生の父で、菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む並木祐太郎役に飯尾和樹。並木祐太郎の妻・並木真智子役に戸田菜穂。
そして、かつて少女殺害事件で無罪となり、女子高生を殺害した容疑者として浮上する蓮沼寛一役に村上淳。蓮沼寛一の元同僚・増村栄治役に酒向芳。菊野商店街にある老舗の本屋「宮沢書店」の店主・宮沢麻耶役に吉田羊。菊野市に住む音楽プロデューサー・新倉直紀役に椎名桔平。新倉直紀の妻・新倉留美役を檀れいが演じる。
映画界を牽引する名だたる顔ぶれの豪華俳優陣が、「ガリレオ」の世界でどのような化学反応を生み出すのか、期待が高まる。
映画『沈黙のパレード』は、9月16日より全国公開。
キャストコメントは以下の通り。
<コメント全文>
■飯尾和樹
今回頑固な父親役で、普段の自分とは全く違う性格なので演じるのがとても楽しみでした。
ただ普段のにやけ顔が抜けなくて、西谷監督からも「もう少し怒ってください」と注意を受けました(笑)。
西谷監督や戸田菜穂さんを始め共演者の方々と不自然ではない日常の動きを追求し、感情も動きにもこだわって演じたので撮影はとても楽しかったです。どの目線で観てても面白いと思うので、最低3回観ていただけると嬉しいです。
■戸田菜穂
西谷監督の眼光鋭く、良い作品にするぞ!!という気迫がメラメラと立ちのぼる最高の現場でした。
私も毎日スタジオへ行くのがワクワクしていました。
家族愛や仲間への愛にあふれた作品となっています。
謎解きと共にラストまで楽しんでいただけると思います!!
■田口浩正
今回の役柄は、とにかくやらなくていいこともやっている男です(笑)。西谷監督の演出にどうアプローチしていくか、監督と役を作りあげていく感じがとても楽しかったです。
どこを見てもドラマチックなことが散りばめられてる作品だと思いますが、それはもちろん福山さんと北村さんの関係性、僕と飯尾さんの関係性など積み重なった群像のドラマチックさが詰め込まれているので、どこも見逃さないでほしいです。
■岡山天音
西谷監督の作品には、自分が繰り返し観ている思い入れ深い作品があり、今回その現場に立てた事がとても嬉しかったです。
共演の皆様と一緒にシーンを作って行く過程にも独特の緊張感があり、そこでも多くの事を学ばせていただきました。
監督の作品に懸ける想いを間近で感じ、その一端を担うべく、思いを込めて演じております。
今作が皆様の日常と、どう響き合うのか、今から公開が待ち遠しいです。
■酒向芳
人間が生きていく上でのどうしようもない苦しみや悲しみ、優しさなど、そういった想いの切なさが残る作品だと思います。
そのどうしようもない人間の性を観てほしいです。柴咲さん、北村さんに助けられました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
■村上淳
非常に緻密な脚本と冒険に出かけるようなワクワク感、憧れ続けていた西谷組は、僕の中で完璧に近いです。
今回、福山雅治さんに胸を借りれることが非常に嬉しくて、肩の力を抜いてリラックスしてあるがままに演じることが出来ました。
■吉田羊
福山さんとは6年ぶりに共演させていただきましたが、以前と変わらず現場にいらっしゃるだけで心地よい緊張感とパッと空気が和む感じを受けました。西谷監督とは今回初めてご一緒させていただき、後ろにも目があるのではないかと思うくらい隅々までお芝居を見て演出をつけていらしたのがとても印象的でした。古くから付き合いがある商店街の関係性を作ることを丁寧に演出してくださり、家族のようなお付き合いの空気が伝わるシーンができてると思います。
■檀れい
西谷監督の演出は、まるで針の穴に細い糸を通すかのような本当に繊細な作業で、そこに向かう難しさと同時に挑戦する楽しさを感じながら演じさせていただきました。
とてもいいチームワークで、歴代のガリレオシリーズに並ぶ素敵な作品に仕上がっていると思います。ぜひ多くの方に見ていただけたらと思っています。
■椎名桔平
チームワークがよく、スタッフ・キャストが本当にいいものを作り出そうとすると素晴らしい現場でした。
本作はミステリー作品ではありますが、コロナ禍で人々の交流が少なくなっている中、家族や自分の近しい人の大切さをとても感じていただける人間愛のある作品になると思います。