仲野太賀＆草なぎ剛が互いのエピソードを明かす　『拾われた男』特別インタビュー映像解禁 (2022年7月15日)

現在配信中の仲野太賀主演のドラマ『拾われた男』（ディズニープラス）より、仲野と共演の草なぎ剛が互いの印象などを語る特別映像が解禁された。【動画】ドラマ『拾われた男』仲野太賀×草なぎ剛特別インタビュー映像 俳優・松尾諭の同名著書を映像化する本作は、特別な才能はないものの強運と縁に恵まれた俳優志望の男が、他人に“拾われ”続けることで夢も恋もつかんでいく、本当にあった波乱万丈なサクセスストーリー。ウォルト・ディズニー・ジャパンとNHKエンタープライズが共同制作し、ディズニープラス向けのコンテンツとして日本国内の制作会社との初の共同制作作品となる。 持ち前の人を引きつける魅力と強運で、他人に“拾われる”ことで人生を切り開く主人公・松戸諭を仲野が演じるほか、その兄・武志役に草なぎ剛、サトルの運命の女性である比嘉ユイに伊藤沙莉。監督は、連続ドラマ小説『あまちゃん』、大河ドラマ『いだてん～東京オリムピック噺～』の井上剛が務め、脚本は足立紳が手掛ける。 今回、本作で初共演＆初兄弟役を果たした仲野太賀と草なぎ剛の特別インタビュー映像が解禁。仲野は草なぎとの共演について「小さい頃から草なぎさんをずっと見ていたので、大スターの草なぎさんの印象が強かったです。ご一緒してみたら、とても優しくて、忘れもしないエピソードが何個かあります」とコメント。その言葉を受けた草なぎは「好きになりましたね、太賀くんのことが。しっかり者なんですよ。僕もいくつかエピソードがあります」と笑顔を見せ、信頼関係をにじませる。 「運」と「縁」に導かれ、誰かに拾われては救われていく諭が、物語の後半でアメリカに渡ったきり音信不通だった兄・武志を「拾い」に行く本作。幼い頃から疎遠だった兄弟を演じたことについて、草なぎは「すごく自然な空気感で作り上げていたような気がします。ふたりで話し合ってしまうと『こうしよう』という風に狙ってしまうので、その場での空気感をうまく感じ取れて作り上げていきました」と述懐。 仲野は「僕も、諭自身も、（草なぎ演じる）武志という人物を分かりきっていないというか、疎遠になった時間も長いし、見えてこない部分もたくさんありました。それが草なぎさんと僕の関係性でも活かされたかなと思います」と、初共演である草なぎとの関係性が今回の役作りにプラスに働いたことを明かした。 『拾われた男』というタイトルにちなみ、“拾われた”と思うことについてもコメント。草なぎは「その時その時めぐり会う役にすごく拾われてる、助けられてる。役によって、色んな経験をさせてもらってるので。役者さんって、幸せですよね。役が自分を拾ってくれてる感覚というか、導かれてる部分とかってあると思うんですよね」と前置きし、「だから今回自分たちは、松尾君の原作に拾われたんじゃないですか」としみじみ語る。 そして原作者・松尾諭を演じる仲野について「たまに松尾くんに似てきて、後ろ姿みてわからない時もありました。肩のラインとかすごく似ていて、松尾くんの役をやるために生まれてきたんじゃないかみたいな（笑）」と、その“激似”ぶりに太鼓判。仲野も「クランクインした時から共演者の方々が『めちゃくちゃ似てるんだけど』とか、『ふとしたときの表情が似てる』など、声をかけてくださったのでとても安心しました」と笑顔で語る。 最後、草なぎは「とても温かい気持ちになれる作品。当たり前のことが幸せだな、というのをすごく気付かされるし、何度も見返すと、とても面白いところがあるので、ぜひともみなさんもこの作品を愛して何度も見ていただきたいです」。仲野は「ひとりの俳優のサクセスストーリーだと思いきや、そこには職場でのあれこれ、恋人とのこと、家族のことなど、いろんなシチュエーションに出会いと別れがあって、思いもよらない方向に物語が展開していくのがこのドラマの面白いところなのかなと思っています。だからきっと、このドラマを最後まで見終えたときは、驚きと感動があると思います。気楽に楽しんでもらえたらと思います」と、それぞれメッセージを送って締めくくった。 ドラマ『拾われた男』は、ディズニープラス「スター」にて、見放題独占配信中（新エピソードは毎週日曜23時配信）。全10話。